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ペサハ セデル(過ぎ越しの祭り儀式の食事。式次第)

ペサハ セデル(過ぎ越しの祭り儀式の食事。式次第)

過ぎ越しの祭り(ペサハ)の季節がやって来ました。
聖書はイエスさまがこの祭りを祝われ、儀式後に捕縛されたことを記しています。現代のユダヤ人にもずっと受け継がれている祭りの一つです。儀式に使われる食物をセデルと呼ばれる皿に盛り、ハガダーという過ぎ越しの祭りの式次第に従って家長やラビが朗読、説明しつつ、集まった全員が指定されている詩篇を読み、賛美をし、約2時間掛けて式は行われます。
今回は、セデルの食事に込められた意味をご紹介します。


ハガダー

<別に準備する物>
マッツァ (種無しパン) 儀式用として3枚。
赤ワインと酒杯
塩水 紅海を渡った時の塩味を象徴。苦菜を浸して食べる。
  1. セデルプレートに載せる食物とその意味
  2. ズロア小羊のすねの骨(鶏の脚骨で代用)
    過ぎ越しの犠牲の小羊を象徴。骨はオーブンでカラカラになるまで焼く。
  3. マロール苦菜。ホースラディッシュ(西洋わさび)
    エジプトでの苦難を象徴。キリスト者にとっては、罪の苦々しさ。
  4. ハロセット
    エジプトでのレンガづくり、粘土を象徴。同時に甘い味は、常に神が共におられたことを象徴。
  5. ベイツァーゆで卵
    後世になって追加された物。神殿崩壊により、いけにえや羊が捧げられなくなった代用として。
  6. カルパス野菜。レタスやセロリの葉
    地から採れる物。地域によってはジャガイモを用意する。
一言メモ
十字架によってあがなわれたクリスチャンにとって、聖書を体験するのみでなく、過ぎ越しの食事の中に多くの主イエスの御業を見いだすことができる儀式でもあります。

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