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ハイメール通信No.683 緊張感が高まる神殿の丘を覚えて

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ハイメール通信No.683 2019.3.9
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緊張感が高まる神殿の丘を覚えて
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エルサレム旧市街の「神殿の丘」を巡り、不穏な空気が濃くなっています。ここを管理するワクフ(イスラム教宗教協議会)が、2月、黄金門(神殿の丘の東壁にあり現在閉鎖中)の内部を改装して礼拝所とワクフ事務所を設置する意向を発表しました。これに先立って、ワクフは、11人だった議員を18人に増員。これには、イスラム過激派とつながりの深い人物やイスラム指導者も含まれ、「(神殿の丘を巡る)イスラエルとの戦いは激化する」と発言しています。

神殿の丘はイスラム第3の聖地とされ、アル=アクサ・モスクや黄金のドームが建っています。イスラエルは、1967年にエルサレムをヨルダンから奪還した際、宗教上の配慮から、神殿の丘の管理権をヨルダンに委譲。以来、イスラエルは治安のみを担い、双方「現状維持」で合意してきました。

地下にはユダヤ教の神殿の遺跡が眠っていますが、「現状維持」の下、発掘調査はいまだ行われていません。しかし90年代には、イスラム側が南壁付近に1万人収容の地下モスクを建造し、考古学的に貴重な第一・第二神殿時代の遺物を大量の土砂と共に廃棄しました。彼らはユダヤ人と神殿の丘のつながりを徹底的に否定。2016年にはユネスコが、イスラエルの訴えを退け、イスラム教の聖地として世界遺産に認定しています。

近年、パレスチナ側はメディアを通じて、連日「イスラエルが神殿の丘を分割しようとしている」と報じ、世論を誘導、パレスチナ人の感情が過敏さを増しています。これが若者を殉教思想に駆り立て、「アル=アクサを守れ」というテロの連鎖を引き起こしました。一方、ユダヤ人側も、神殿の丘での礼拝を認めるよう訴える右派の動きが活発化しています。

神殿の丘は「主がご自分の御名を置くために選んだ場所」(申命記12章他)です。ワクフにパレスチナ指導者が加わった今、この丘を巡ってさらなる混乱が予想されます。

<祈り>
1.イスラム過激派の救いを覚えて。
2.旧市街や神殿の丘周辺など非常にセンシティブな地域で警備に当たる治安部隊のために。挑発などから心身が守られて任務を全うできるように。
3.イスラエル政府を覚えて。ワクフやヨルダン政府、自治政府との対話、イスラム教徒の感情やユダヤ教右派への対応など、細心の注意と判断力が与えられ、上からの知恵が与えられるように。

エルサレムの平和のために祈れ。(詩篇122:6)


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