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プロジェクトレポート

「ありがとう!」

文:レベッカ・J・ブリマー(BFP国際会長)

さまざまな困難を経験する時代にあっても、
皆様からの変わらぬご支援に対し、
イスラエル現地から感謝の声が届いています。

人手不足の中、笑顔で奉仕するボランティアたち。梶山大さん(左端)は帰国を延長して奉仕しています
Photo by Jenna Solomon/bridgesforpeace.com

主に感謝し 御名を呼び求めよ。そのみわざを諸国の民の間に知らせよ。主に歌え。主にほめ歌を歌え。そのすべての奇しいみわざを語れ」(詩105:1-2

BFPからの支援を喜ぶ家族
Photo by Daniel Kirchhevel/
bridgesforpeace.com

11月、アメリカでは何百万人もの人が感謝祭を祝い、カナダでは10月に感謝祭を祝いました。世界中のどこに住んでいたとしても、私たちクリスチャンは神の善良さを証しすることができます。感謝祭当日には、ごちそうを頂き、家族との時間を喜び楽しみ、神から頂いた祝福に感謝を捧げます。今年は感謝することがあまりないと言う方もいるかもしれません。世界中で感染症のパンデミックや暴動、人種に起因する騒動が起こり、多くの人が職を失い、収入の道が断たれています。次から次へと集中砲火を浴びているような気分です。

それでも私の心には、主と世界中の主の民に対する感謝があふれています。私たちはあらゆる面で困難に見舞われていますが、混沌とした状況下にあっても神は私たちと共にいてくださるからです。イスラエル国内でのBFP(ブリッジス・フォー・ピース)の働きは、途切れることなく継続しています。実際、ニーズが高まるにつれ、より多くの人々を支援することができているのです。

ここで、BFPイスラエルのフードバンク所長を務めるパトリック・バーベテンの言葉に耳を傾けてみましょう。彼は現場に身を置き、支援する人々と定期的に交流しています。

パトリック・バーベテン

私は、イスラエルの人々と日常的に交流できることを大変光栄に思っています。私が日ごろ耳にする言葉は何だと思いますか。その答えは次の言葉です。「ありがとうございます!」。多くの人々が、希望を見いだせないこのような時代に私たちが彼らと共に立ち、支援していることに深く感謝しているのです。

このように困難な時代には創造的な方法が求められます。私たちBFPの支援チームは、イスラエルの方々に祝福を届け続けるため、革新的な方法を考え出そうと熱心に取り組んできました。例えば、ロックダウン(都市封鎖)になってしまうと交通手段が限られてしまい、新移民が「ウェルカムギフト」(台所用品、学校用品、毛布、聖書)を取りにBFPのオフィスに来ることができません。これらのギフトは新移民にとってこれまでと同様に重要な物ばかりです。

彼らが私たちの所に来ることができないのであれば、私たちのほうから出掛けて行こう―。私たちチームはそう決断し、実行に移すことにしました。そして先月から2カ月以上、イスラエル北部の幾つかのコミュニティーを訪問し、これらのギフトを直接届けています。お渡しする際には笑顔と共に、世界中のクリスチャンからの愛と希望のメッセージを添えています。彼らの反応はいつもどおり変わりません。「トダ・ラバ」(ヘブライ語)、「スパシーボ」(ロシア語)、「サンキュー」。つまり、「ありがとう!」です。

ここイスラエルでも経済的な困難に直面しており、日々多くのニーズがあります。先日、BFPの里親プログラムに参加しているナイマ・パールさんとお話をしました。ナイマさんは私に「ちょっと申し上げてもいいですか」と尋ねると、次の言葉を口にしました。「ありがとう、ありがとう、ありがとう」。私が感動したのはその言葉というよりも、マスクをしていても読み取れる彼女の表情でした。誰の目にも明らかなように、感謝の気持ちを表す大粒の涙がその頬を伝っていました。

現在、フードバンクでは人材不足が深刻な状況です。コロナの影響で新しいボランティアを一切受け入れることができない中、一人、二人と約束の期間を終えて国へ帰国しています。普段は編集部や経理など、デスクワークをしているスタッフも、代わる代わる食料のパッキングなどをして危機に対応しています。そうした中、日本からのボランティア、梶山大(すぐる)さんが延長、延長を繰り返し、私の右腕としてフードバンクの働きを継続してくれています。この時期、彼がいてくれなかったら…と思うだけで胸がギュッとなるほどです。

彼はたくさんの賜物を持っていますが、中でもすごいと思う賜物は、「笑顔」です。その笑顔は、イスラエルの貧しい方々を励ますだけではありません。ともすれば気落ちしそうになる働き人たちにも大きな力を与えています。彼がにっこりほほ笑んで、大きな声で「元気ですか?」と問い掛けてくると、こちらもいつの間にか気持ちが引き上がり、笑顔になってしまうのです。食べ物と共に、こんなに素敵な贈り物を送ってくださった日本の皆様に、私たちからも特別な「ありがとう」を申し上げたいと思います!

ホロコースト生存者からも
「ありがとう!」の声が届いています
Photo by bridgesforpeace.com

10月、イスラエルは再びロックダウンに陥ってしまいました。保健省や政府によると、来年1月末まで何らかの形でロックダウンが続く可能性が高いそうです。これは、貧困家庭や感染症の影響で生活が苦しくなった方々にとって、心が押しつぶされるようなニュースです。この1年、ほとんど仕事が無い状態に置かれている人も大勢います。しかし、大半のイスラエル人は1年分の貯蓄を持っていません。労働者の約20%は、失業対策や景気刺激策といった政府のプログラムからわずかな収入を得て、何とかやり繰りをしています。一方、自営業者や中小企業の経営者は、支援金を一切受け取っていないケースも少なくありません。

BFPと同様に、炊き出しを行っている団体も多くの必要に圧倒されています。

主は、私たちに惜しみなく豊かなごちそうを与えてくださいました。同じように、私たちもイスラエルの人々が必要を覚える時に、彼らを支え続けていきたいと願っています。ぜひ皆様のお力をお貸しいただけませんか。私たちは手を取り合って、具体的な方法で彼らに神の愛を示すことができます。

皆様のようなパートナーが与えられていることに、私たちは深く感謝をしています。ありがとうございます、トダ・ラバ、スパシーボ! 皆様の健康と幸せのため、私は毎日祈っています。皆様の人生、家庭、教会、学校、地域社会の中で、神の奇跡的な力を体験できますように。

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