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ハイメール通信No.801 世界各地で広がる反ユダヤ主義を覚えて

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ハイメール通信No.801 2023.10.31
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世界各地で広がる反ユダヤ主義を覚えて
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ハマスによる大規模虐殺で始まった戦争が25日目を迎えました。この間、世界中で反イスラエル・反ユダヤ主義が、かつてない勢いで広がっています。

アメリカでは大学キャンパスが反ユダヤ主義の一つの舞台となっています。ハマスの虐殺テロを祝い、支持する集会が各地の大学で開かれています。抗議活動が高じ、ユダヤ人学生が暴行を受けたり、大学図書館に閉じ込められたりなどの事件も発生。「ユダヤ人学生の学食を襲撃せよ」「ユダヤ人学生を殺し、レイプしろ」など、他にも文字にすることが憚られるような恐ろしい投稿が大学の学生交流サイトにあげられています。今、ユダヤ人であることに身の危険を感じなければならない状態が現実になっています。いずれの大学も非難声明を出し、警備を強化するなど措置を講じていますが、今後ますます暴力的な言説が増す恐れがあります。

ロシア南部のダゲスタン共和国では29日、数百人の反イスラエルのデモ隊が空港に侵入。イスラエルから到着した旅客機を取り囲み、乗客を襲撃しようとする事件が発生しました。治安部隊が鎮圧し乗客は全員無事でしたが、この衝突で20人が負傷しています。

欧州各国でも反ユダヤ主義的な事件が激増しており、ドイツでは昨年比240%増、イギリスでは689%増、フランスでは10月7日以来819件の事件を記録するなど、非常に危険な状態になっています。

このような世界各地の反イスラエル・反ユダヤ主義運動は、ガザ地区での犠牲が増えるごとに勢いを増していきます。しかし、ガザ市民を真に苦しめているのは他ならぬハマスです。もし、パレスチナ支持と称して、ハマスに同調してしまうなら、テロを正当化し、ガザ市民のさらなる被害に加担することになりかねません。

私たちは、イスラエルとパレスチナ双方の命のために祈ることができます。世界各地のユダヤ人コミュニティーが守られるように、ガザやパレスチナを愛する人々の目が開かれて、ハマスに加担してしまわないよう続けてお祈りください。


主に信頼する人々はシオンの山のようだ。揺るぐことなく とこしえにながらえる。エルサレムを山々が取り囲んでいるように 主は御民を 今よりとこしえまでも囲まれる。(詩篇125:1〜2)

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