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ハイメール通信No.800 ガザ地区における地上作戦

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ハイメール通信No.800 2023.10.30
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ガザ地区における地上作戦
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イスラエルは25日から限定的な地上戦を開始、ハマスとの戦いが「第二段階」に入りました。

先週には、ガザ地区最大の病院「シファ病院」に、ハマスの主要な軍事拠点があることが明らかに。イスラエルに捕らえられたハマス戦闘員は、「病院ならイスラエルが攻撃できなくて安全だから(病院などを拠点に使うのだ)」と述べました。「イスラエル軍は無差別攻撃をしない」ということをハマス自身が最もよく理解し、それを利用しているのです。言うまでもなく、病院を軍事拠点とするのは、「国際人道法」違反です。

イスラエルでは、今もガザ地区からの砲撃が続いており、ハマスは相当量の武器弾薬を温存していると考えられます。また、ガザ地区の地下には巨大なトンネル網が張り巡らされ、ゲリラ戦を展開すべく待ち構えています。これらの地下施設を一つ一つ破壊しながら、そのどこかに捕らえられている約230人の人質を救出するのは非常に困難な任務で、イスラエル軍側にも多くの犠牲が出る可能性があります。

イスラエルが危険を覚悟で地上戦を始めなければならない理由の一つには、こうした病院などの民間施設を直接空爆するわけにいかないという事情があります。しかしハマスがこのように民間人を盾にしている以上、多くの一般人が巻き添えになることが予想されます。
イスラエルは、ガザ北部の住民に南部へ避難するよう今も呼び掛け続けています。しかし住民は、逃げようにも「ハマスに発砲されて逃げられない」と証言しています。ガザの住民もまた人質なのです。
ハマスのある幹部はこう述べました。「人々はパレスチナの大義のために自分自身を捧げる決意をしている」。イスラエルせん滅を掲げ、そのためにパレスチナ人の生きる権利までも奪う。これがハマスです。イスラエル軍の地上作戦は彼らの力を完全に削ぐことが目的です。

イスラエル兵の守りのために、捕らえられている人質の無事のために、ガザ住民が巻き添えを避けられるように、この戦いの中にいる一人ひとりの命を覚えてお祈りください。

見よ イスラエルを守る方は まどろむこともなく 眠ることもない。……主はあなたを 行くにも帰るにも 今よりとこしえまでも守られる。(詩篇121:4、8)

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