ハイメール通信

■ 岩手県　陸前高田キリスト教会　森田為吉先生より

森田先生は陸前高田で46年間、牧会をしてこられました。その陸前高田が震災で壊滅的な被害を受けました。震災後、新しい魂が少しずつ、救われ集うようになっています。小さい頃に聖書を読んでいたなど、すでに蒔かれていたみことばの種が、震災を経て結実したという例が少なくありません。また、サマリタンズ・パースからの外国人ボランティアさんが礼拝に毎週集ってくださることも、感謝なことだとおっしゃっています。

今、森田先生がまず第一に願うことは、やはり「魂の救い」です。そして、町の復興を願っておられますが、そのためには、仕事が必要です。仕事が無いために、町を離れざるを得ない信徒さんもいらっしゃいました。そのような方々が、また再び戻ってくることのできる地となるようにお祈りください。

被災地の先生方の霊肉の健康をどうぞ、続けてお祈りください。森田先生は、大変正直な方です。「正直、疲れた、と思うことが無いわけではない」。しかし「そうは言っていられないから」と自らを鼓舞するかのように、語ってくださいました。

＜祈り＞

1. 陸前高田の町に魂の救い、みことばによる癒やしが前進するように。
2. 若者離れの著しい今、新しい会社が立ち上がり、仕事が与えられるように。
3. サマリタンズ・パースなど、継続してボランティアを送り続けてくださっているすべての団体に祝福があるように。
4. 被災地の先生方が、限界を超えて働き過ぎ、過労になることが無いように。
   霊と心と体に十分な休息のときを取ることができるように。

「悩む人が踏みにじられ、貧しい人が嘆くから、
今、わたしは立ち上がる。
わたしは彼を、その求める救いに入れよう。」（詩篇12:5）