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ハイメール通信No. 280 FUKUSHIMAいのちの水プロジェクト 坪井永人先生より


■ FUKUSHIMAいのちの水プロジェクト 坪井永人先生より

以前のハイメール通信でもご紹介させていただきました、坪井先生は、「FUKUSHIMAいのちの水」プロジェクトのコーディネーターとして日夜、子どもたちに「安全な水」を届けるために尽力しておられます。
以下、坪井先生のニュースレターより抜粋した内容をお届けします。

「2011.8.9現在までのミネラルウォーター配給量は、71トンになります。7月末に入荷した11トンの水は、1日でなくなりました。水の入荷は、今まで主に海外からの寄付によっていましたが、今後は国内の飲料水メーカーや、地方自治体のストックしている水を福島にいただけるように交渉して行きたいと思います。

福島県の水は、基本的に放射性物質は検出されていません。しかし、郡山市の豊田浄水場の汚泥が86000ベクレル(飲料水許容値子供100ベクレル)という放射能値を検出しておりますので、母親達が心配で、乳幼児には飲ませることが出来ず、ミネラルウォーターを買って使用している状況です。

水の要望は日を追って大きくなる状況にあります。私達は、ミネラルウォーターの配布にとどまらず、浄水器の設置を始めました。来週、三春社会福祉協議会と共に、三春の仮設住宅の集会場に浄化施設を設置する予定です。

もし、今回の原発事故が、広島、長崎の原爆のように、眼に見える被害を与えていたら、日本は今のように行動するだろうか。今、眼の前に広島の被災児のように、幼児達が被災していることが見えたなら、日本はこのように安穏としているのだろうかと思います。「水をください」この声に答えたいと思います。 」

<祈り>

  1. すでに放射性物質を取り込んでしまった幼児や子どもの健康診断と治療が 今後10数年にわたって適切に行われるように。
  2. ホットスポットの早期の除染と乳幼児の隔離が進むように。
  3. ホットスポットを避ける生活習慣の啓蒙が行われるように。
  4. 子どもたちが必要としている水が、途切れることなく先生の倉庫に届くように。
  5. いのちの水プロジェクトの運営資金、人材、祈り手などすべての必要が満たされるように。
  6. 地震が続いている福島県が守られ、原発が再び崩壊するなどの災害が発生しないように。

■ パレスチナ国家承認を覚えて

パレスチナ自治政府が、パレスチナ国家の承認を国連に提出しました。今年9月、安全保障理事会と国連総会で投票が行われ、史上初めて、パレスチナ国家が誕生するかどうかが決定します。これに対し、イスラエルは強い懸念を示しています。その理由は、国際テロ組織「ハマス」がパレスチナ国の一員となることを表明しているからです。
「イスラエルを消滅させる」というビジョンを掲げ、今なお、イスラエルにミサイルを撃ち込み続けているハマスとの共存は、現実的ではありません。事実、2005年、和平交渉に応じてイスラエルが撤退したガザ地区は、今やハマスのテロ育成と武器の温床となってしまいました。

<祈り>

  1. パレスチナ国家建国に、主の御心だけがなるように。
  2. この交渉を通じて、国際世論をさらに敵に回す可能性があるイスラエルに、知恵と信仰が与えられるように。
  3. イスラエル、パレスチナ双方が、真の平和をもたらすことができる主を知ることができるように。

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