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ハイメール通信No. 266 大震災から4ヶ月目、夏を迎えた被災地を覚えて


■ 大震災から4ヶ月目、夏を迎えた被災地を覚えて

東日本大震災から4ヶ月を迎えた今日、東北地方でも梅雨明けが宣言されました。例年より1週間早い梅雨明け、実質梅雨は2週間ほどで終わったようです。被災地では、猛暑による熱中症が多発しており、避難所の方々や、がれきの撤去作業に当たっている方々に熱中症が多発しています。避難所の中にはまだトイレが回復していない所もあり、女性たちが汚いトイレに行きたくないという理由で水分摂取を控えると、余計に熱中症の危険性が高まるといいます。阪神大震災の際にはそのことで何人もの方が亡くなられたということです。福島原発の作業員の熱中症対策も深刻です。暑い防護服に身を包まなければならず、毎日のように熱中症患者が出ています。

また、腐敗したものからハエが発生、津波でできた水溜りにはボウフラが大量に発生しており、虫対策が必要です。体育館などの避難所の中では、クーラーの無いところも多いのですが、窓を開けるとハエや蚊が入ってくるので閉めきって寝なくてはなりません。震災発生当時必要だった毛布は、今はもう暑くて使えません。 タオルケットなど、夏用の寝具に切り替える必要があります。また、虫が媒介する伝染病の蔓延、集団食中毒も懸念されます。

昨日は三陸沖でM7クラスの大きな地震が発生し、今朝にかけても余震が続いています。3.11の後、巨大余震が起こる可能性を地球物理学者、ジョン・マクロスキー教授とそのチームがNature誌に発表していました。同チームは2004年12月に起こったスマトラ沖地震について、巨大余震が起こる可能性を述べていましたが、その予測は的中。翌年、3月にM8.6の地震が発生、約1000人が亡くなりました。研究者の予測がどこまで的中するかは分かりませんが、聖書によれば確実に今後地震やききんは増えていくことが記されています。日本全国どこにいても、悔い改めと物心両面の備えが必要だと痛感させられます。マタイ24章にあるように、「その日」が冬や安息日にならぬよう祈ること、その日数ができる限り少なくされるように、お祈りください。

<祈り>

  1. 熱中症、感染症、食中毒などの集団発生から被災地が守られるように。
  2. 夏を迎えて、新たに必要となっている物資(夏物衣類、虫除け、寝具類)が滞りなく、どの地域の避難所にも届くように。
  3. 被災地で苦しみの中にある方々に、キリストにある希望と平安があるように。
  4. 福島原発で働いておられる作業員の方々の安全が守られるように。
    熱中症対策が進むように。
    汚染物質がこれ以上漏れ出すことが無いように。
  5. 主が日本をあわれんでくださり、巨大地震や災害が再び襲うようなことがあっても、クリスチャンが備えをしていくことができるように。

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