ホーム > 祈る > ハイメール通信 登録・停止 > バックナンバー > ハイメール通信No. 260 宮城県 イエスキリスト栗原聖書バプテスト教会 岸浪市夫先生より
岸浪先生は、災害ボランティア「アメイジング・グレイス・ネットワーク・ミッション」を立ち上げ、支援活動(物資支援、炊き出し、コンサート、個人宅への慰問訪問など)に取り組んでいます。なかなか支援が届かない雄鹿半島の泊(とまり)地区へ現在月2回のペースで訪問しています。栗原聖書バプテスト教会は、栗原市でいわば「物流センター」のような拠点となっており、あらゆる日用品が集まっています。
今、先生は被災者の方々と一緒に「必要なもの・欲しいもの」を「祈る」ことをしていますが、祈るとき、漁師さんに船が与えられ、バイク、冷蔵庫、洗濯機、チェーンソーなど、祈ったものが次々と与えられているのを見て、地元の方々は驚嘆のまなざしを向けています。今では必要なものがあるとき、そっと先生の横に来て「先生、これこれが欲しいから祈って。」とお願いしてこられる方がたくさん居ます。
また、先日、震災以来関わってこられたMさんという方がこのように言ってくださいました。「俺は本当に皆さんから力を貰ったよ、有りがたかった。教会の人と出会って本当に俺の人生変わった。あの頃は、俺は何にも力が出なくて、下しか見られなかったもんな…。そして、何か必要な物は無いですかって言われても、遠慮して何んにも言えなかった…。それでも、俺も甘えて見ようかなと思ったんだ。俺は、嬉しかった…、教会の皆と出会えて、本当に力もらったよ、教会の人と出会うと、初めての人なのに、昔からの知り合いの様な気がしてくるんだよな…。あんた達の神様は凄い神様だな…。」「俺は、今回、災害にあって本当に良かった。沢山の人々と出会って、力を貰って、こんなに嬉しい事はないね…。俺は本当に嬉しいよ。」
震災で家も仕事も失い、命からがら逃げた方から、「震災にあって良かった」という信じられないようなことを言っていただけたことに、大きな主の愛を届けることができたという確信と、東北の地に確実に神の国が広がっているという実感を得、今日も先生は支援活動に励んでおられます。
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