ホーム > 祈る > ハイメール通信 登録・停止 > バックナンバー > ハイメール通信No. 232 志津川病院に、イスラエルから千羽鶴
イスラエルのハイファ大学で日本語学科の学生たちが、東日本震災のために千羽鶴を折り、寄付を募る活動が行われました。大学内にブースを設け、鶴一羽につき5シェケル(約125円)が捧げられ、献金した人の名前がカタカナで翼の部分に書き込まれました。集まった献金は日本赤十字社を通して、被災地に送られました。今日、イスラエル医療チームが建てた南三陸町の診療所(現・志津川病院)に、この千羽鶴が寄贈されました。診療所は患者さんでいっぱいで、皆さんイスラエルからの思いがけない贈り物を喜んでくださいました。県災害医療コーディネーターの西澤先生によれば、
「現在は岡山県や熊本県、国境なき医師団など、色々な場所からボランティア医師が来てくれているので助かっていますが、支援に頼る生活が身についてしまうと後が辛い。5月半ばには地元の医師、看護師のみで独立した医療チームを整えていきたい。」
と将来の計画を語ってくれました。イスラエルから寄贈された病院設備が豊かに用いられています。GWに入り、ボランティアのピークを迎えている各地域で、混乱なく一人ひとりのボランティアが用いられますようにお祈りください。
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