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ハイメール通信No. 218 原発を抱える福島県の皆さんのために


■ 原発を抱える福島県の皆さんのために

原発の事故評価がチェルノブイリと同級になりました。避難指示も30キロ圏内以外の地域へと広がっています。この原発が一日も早く収束に向かうように、原子炉で働いてくださっている多くの方々が主の守りの内に入れられますように、お祈りください。また、東京でも常に揺れているかのように感じるほど、福島県周辺を震源とした大きな地震が頻発しています。まるで、いわき市など、避難していた人々が少しずつ 戻り「町を復興する!」と立ち上がりかけた人々の心をくじくかのように地震が起こります。この余震がすみやかに収まり、人々の心に平安が戻りますように。


◆BFPスタッフ入路久美子現地レポートより

■ イスラエル診療所のバトンタッチ

イスラエル医療団は予定通り2週間の任務を終え、最終日の10日(日)夕方より閉会式がもたれました。イスラエル医療団は彼らのクリニックの場所から、志津川避難所まで、行進しました。先頭にイスラエル医療団のリーダーたち、その後方にイスラエルと日本の国旗をもったチームメンバー。整然と2列に並び胸をはって行進する彼らの表情には様々な思いが込められているのが分かりました。被災者の苦しみ悲しみ、壊滅した町、患者さんへの思い、感謝。行進の到着地点である避難所では日本人医療関係の方々や被災された方々が大きな拍手で彼らを迎えてくださいました。その拍手を聞いてイスラエル医療団が南三陸町に受け入れられ、彼らの愛がしっかりと皆様に伝わったことを確認しました。
今回イスラエル医療団の目的は2つありました。1.被災した多くの人に治療を施すこと、2.医療の基礎土台を作ること。この2つの目的が主の憐れみにより、達成されました。多くの方々がイスラエル人により癒しを受けました。そして多くの医療機器が残され用いられることになりました。今後も残るこの施設の土台には、イスラエル医療団の行いと愛、そして今回お祈りで参加してくださった、多くの方々の祈りが織り込まれています。この施設に医師、看護士、スタッフ、必要なもの全てが備えられるようにお祈りください。

■ BFPボランティアチームへの感謝

今回、全国から集まったBFPボランティアは患者さんのエスコートや、メディア取材の通訳をさせていただきました。通訳以外にも布団搬送など色々なニーズに対応してくれました。BFPボランティアは、人と人、団体と団体、国と国の間をつなぐ架け橋になりました。チームを統括してくださったイスラエル大使館の方が最後に、「みごとに隙間を埋める仕事をしてくださった。あなたがたがいなければ(この成功は)在り得なかった」と言われました。この一言でチームのミッションが完結したことを確認でき、主に感謝しました。これも日々祈っていただいている皆様のおかげです。イスラエルチームは無事に帰国され、BFPチームもそれぞれの場所へ戻りました。これからも与えられたポジションを感謝し、主に仕えて参ります。

<祈り>

  1. 福島県の人々を覚えて。
    住民、原子炉で働く人が守られるように。
    余震が収まるように。
  2. 被災地に必要な医療支援が届くように。
    郡山でノロウィルスの集団感染が発生しました。
    このような集団感染が避難所で広がらないように。
  3. イスラエル医療チームが残してくれた設備や器具が南三陸町の方々のため、引き続き、用いられるように。
  4. 十年単位といわれる復興支援を主からの知恵をいただいて官民一体となって行っていけるように。

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