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イスラエル料理 レシピ

ブリンチェス パート1: 手作りチーズ

ブリンチェス(パート1. 手作りチーズ)

シャブオットには「ブリンチェス」(通常ブリンツと呼ばれる)を食べます。今月はその中に入れるチーズ作り。来月号ではブリンチェスの生地を作り、完成させます。シャブオット(律法授与祭)に乳製品を食べる由来は諸説あります。ミシュナには律法授与の直後、食物規定にかなう肉をすぐに準備できなかったが、乳製品はすぐ食べられるためこれを食したとあります。また、ヘブライ語の「乳」を意味する「חלבハラブ」は数字で表すと8+30+2=40。モーセがシナイ山で過ごしたのも40日だったからとの説もあります。

材料 分量
<材料A> (カッテージチーズの材料)
○牛乳 1L
○レモン汁 大さじ2(市販の物可)
<材料B> (フレッシュチーズの材料)
○ヨーグルト 1パック(450g)
<材料C> 全量の1割(好みで加減)
○上白糖  
○チーズ  
<道具>  
○鍋  
○大きめのボウルとザル  
○厚手の紙タオル
または清潔なふきん
 
  1. Aのカッテージチーズを作る。牛乳を鍋に入れ、70〜80度になるまで火にかけ、温める。鍋肌に小さな泡が出てきたら、火を止める。
  2. レモン汁を注ぎ、へら等で混ぜ、分離するまで放置する。
  3. ボウルの上にザルを置き、その上に厚手の紙タオルを敷き、2をこす。
  4. 粗熱が取れたら冷蔵庫へ。4時間程で柔らかめのチーズ状態になる。軽く絞り、器に移す。固めが好みであれば、さらに時間をかけてこす。
  5. Bのフレッシュチーズを作る。3と同様にラップをかけ冷蔵庫で一晩かけてこす。
  6. 出来上がったA(300g)とB(170g)で、手作りチーズ完成!
  7. 二つを合わせ、砂糖を加えて次号ブリンチェスのフィリングとして使用します。
お料理ひと言メモ
イーディッシュ語のブリンチェス。単数形でブリンツと言ってもユダヤ人には通じないかもしれません。4と5で生じた乳清(こされて生じた液体)は蜂蜜を入れて飲んだり、ブリンチェスの生地に加えたりできます。

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