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10月12日土曜日。この日はユダの荒野を出発し、一路マサダ要塞に向かいました。
この旅で、マサダ要塞を初めて知りました。要塞の威容はあるものの、マサダ要塞の上から見る景色は素晴らしく、ガイドの享子さんの話を聞かなければ、ここでAD73年ごろに当時の支配者であったローマ人に対抗し、3年間の籠城の末、ユダヤ人の誇りを胸に967人のユダヤ人が集団自決したとは、想像しにくいところでした。
ここから1900年に及ぶ、ユダヤ人の世界への離散が始まったこと、ユダヤ人にとって、マサダ要塞は精神的な支柱であり、欠かせない象徴的な存在となっていることを学ぶにつれ、厳粛な気持ちが増していきました。この旅では多くの学びがありましたが、イスラエルとユダヤ人を理解する上で、この要塞の存在、そして要塞の物語を知ることは欠かせないことであったと思います(要塞の物語が出てくる「ユダヤ戦記」、帰国後、早速購入してしまいました)。感謝です。
マサダ要塞を後にし、死海写本が発見されたクムランにて、歴史の息吹を感じたあと、いよいよエルサレムへの「都のぼり」開始です。一生に一度は訪れようと思っていたエルサレム、近付くにつれ、なぜか緊張していきました。
この日訪れた場所は鶏鳴教会、ゲッセマネの園、オリーブ山です。聖書の中で慣れ親しんだ場所です。イエス・キリストが祈り・歩まれた場所、捕えられた場所、苦しみの祈りを捧げられた場所、語られた場所、昇天された場所。このような所に自分が立てている感動の中、イエス・キリストと自分との関係を再確認させられ、言葉少なに、様々な想いにふけりながら時間を過ごしました。特にオリーブ山から見た景色・受けた想い、今でも目に心に焼き付いています。祝福を感謝しています。
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