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僕は、イスラエルという地に導かれたことが、今でも不思議であり感謝の気持ちでいっぱいです。ある人が「イスラエルは、神さまの導きがなくてはいけない所だ」と言っていたことを思い出します。聖書の物語りを自分の目で確認した時、すべてのパズルがあてはまっていくように、まさしく五感で聖書を読んでいるという表現で言うことができると思います。
5日目、マサダ、エンゲディ、クムラン、オリーブ山、ゲッセマネへ行きました。
イエスキリストが生まれ、教え、十字架に架かられ、そして復活されたイスラエル。今でも世界中の人が訪れ、キリストの教えに生きている。「世界一熱い」神であるキリストをより知ることのできるイスラエルのツアーに参加させていただいたことは、大変貴重なことだと思います。
さらに、マサダで受けた感動は、今でも思い出します。あのような建物を昔の建築技術で建てたのは衝撃です。いたるところに、ストーリーが隠されていることにも驚きました。サウナがあり、浴場があり、貯水場があり、そして随所に見られるヘロデ王が嫌われていたと見て取れる手を抜いた壁の作り・・・。開いた口が閉じなかったです。本当に何千年も前のものだとは考えられないくらいに良くできています。
そして何より、ユダヤ戦争で、ユダヤの反乱軍が敗北を確信した時の集団自決の思いを、どのような気持ちで今自分が立っている場所で考えていたのか。そして神がその自決をどのように見ておられたのか。そのようなことを考えて思い巡らせていると、涙があふれてきたのを思い出します。自分が生きてきて、殺されそうになったことも、自分が死ぬほどまでに追い込まれたこともないわけですが、自分が今、神の恵みにより生かされていることの重みを体感しました。
このようなイスラエルツアーに参加させていただいたことを心から感謝しています。
ありがとうございました。
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