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ハイメール通信No.857 差し迫るイランからの大規模攻撃の可能性

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ハイメール通信No.857 2024.4.12
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差し迫るイランからの大規模攻撃の可能性
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昨夜(11日)、イスラエル、アメリカの大手メディアは、イランがイスラエルに対し、高精度巡航ミサイルや無人機を使った大規模攻撃を数日中、あるいは24時間〜48時間以内にも開始する可能性があると一斉に報じ、イスラエル全土は厳戒態勢を敷いています。

引き金となったのは、今月1日、イラン・イスラム革命防衛隊の幹部ら7名が、ダマスカスにあるイラン大使館に隣接する建物への空爆で死亡したことです。この攻撃はイスラエルによるものと見られており、イスラエル国防軍は攻撃を認めていませんが、「この建物は、ダマスカスの民間ビルを装ったイランの軍事ビルであった」と声明を出しました。この空爆で死亡したザヘディ氏は、シリア・レバノン担当の最高司令官で、彼の指揮の下、イランからシリア、レバノンへ送る戦闘資金を承認。さらにこの地域の諜報部、空軍、海軍の指揮、イスラエル国内のテロ計画の指揮も取る人物でした。この事件は、シリアやレバノンと国境を接するイスラエル北部での戦闘が激しくなる中で起こりました。

ザヘディ氏殺害を受け、イランはイスラエルへの報復攻撃を繰り返し宣言してきました。一方、イランは、イスラエルやアメリカとの直接対決を避けたいとも示唆し、これまでどおり、ハマス(ガザ)、イスラム聖戦(ガザ)、ヒズボラ(レバノン)、シーア派民兵組織(シリア及びイラク)、フーシ派(イエメン)などのテロ組織を通じて、イスラエル攻撃を強めてくることも予想されていました。

しかし、ここに来て、イランが直接攻撃をしてくる可能性が出てきました。イスラエル高官は「もしイランが自国内から攻撃するならば、イスラエルはそれに応じてイランを攻撃するだろう」とXで語り、一触即発の緊張が高まっています。

イランは今、ザヘディ氏殺害で、国の威信をかけてイスラエルを攻撃しようとしており、もはや「攻撃の可能性」ではなく、「いつ攻撃するか」の問題だと専門家は語っています。

どうか、差し迫る危機の中にあって、主が御手をもってイスラエル全体を守ってくださるようお祈りください。政府や軍の意思決定に携わるすべての人々に主が知恵を与え、その判断を守り、的確に対処できるようお祈りください。戦争の拡大が回避され、イスラエル、イラン、パレスチナの民間人の命が守られるように。主の愛とあわれみ、救いと平和がイスラエルとイラン、また周辺各地にあるようお祈りください。

「神は 敵から私を助け出される方。実にあなたは 向かい立つ者から私を引き上げ 不法を行う者から救い出してくださいます。それゆえ 主よ 私は国々の間であなたをほめたたえます。あなたの御名をほめ歌います」(詩篇18:48、49)


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