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ハイメール通信No.835 人質を巡るハマスの心理作戦・ 医薬品の提供を覚えて

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ハイメール通信No.835 2024.1.17
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人質を巡るハマスの心理作戦・
医薬品の提供を覚えて
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ハマスは、人質の映像を使って、生還を待ち望む人々の心をもてあそぶ邪悪な心理作戦を展開しています。テロから100日目に当たる14日(日)から、男性2人と女性1人の人質の映像を公開し、「明日3人の運命を教える」と宣言。翌日に公開した映像では、この3人の写真を使い、「(1)全員死亡 (2)殺されている人、生きている人がいる (3)全員生存」とゲームのような映像を公開。そして、その後に公開された映像は、女性の人質にイスラエルのガザ攻撃を非難させ、2人の遺体で終わるプロパガンダ映像です。

昨日16日(火)、この2人の人質、ヨッシ・シャラビさん(53)とイタイ・スビルスキーさん(38)の死亡が確認されました。2人とも、10月7日のテロで110人以上が虐殺されたキブツ・ベアリで拉致された男性です。

これに先立って、8日にハマスが公開した人質4人の映像は、非常に残酷なものでした。4人はいずれも18〜19歳の若い女性で、横並びで座らされ、腫れ上がった顔や首には傷と血痕があり、恐怖におびえる表情を見れば、殴打され暴行を受けたことは明らかです。拉致前の輝くような笑顔の写真とは同一人物とは分からないほどの顔付きです。

先にハマスから解放された女性は、人質の女性たちについてこう証言しています。「50日以上も一人で過ごした子もいました。定期的に銃を突き付けられ、性的虐待を受けています。中には、銃で撃たれて、ひどい傷を負い、適切な治療を受けていない人もいます。しかし、この4人の女の子は強く、希望を失っていません」

こうした中、昨日(16日)、イスラエルとハマスは、ガザ市民に医薬品を搬入する代わりに、ガザで拘束中の人質たちにも医薬品を提供することで合意しました。これはカタールとフランスの仲介によるもので、医薬品は水曜日、ドーハを出発してエジプトに向かいます。人質たちは、ガザに拘束されて以来、100日以上、赤十字からの医療支援を全く受けられていません。現在ガザに拘束中の人質132人(死亡者も含む)の一刻も早い救出、そして、この合意の通り、無事に医薬品が届けられ適切な治療を受けることができるように。また、人質の生還を待ち望む家族の心身の守りのためお祈りください。


「私のたましいを牢獄から助け出し 私があなたの御名に感謝するようにしてください。 正しい人たちは私の周りに集まるでしょう。あなたが私に良くしてくださるからです」(詩篇 142:7)

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