ハイメール通信No.814 収穫のための働き手を送ってください
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ハイメール通信No.814 2023.11.16
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収穫のための働き手を送ってください
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BFPエルサレムフードバンクで、足掛け4年間奉仕した後、2年間イスラエルで学んだ山本愛先生(豊田ホープチャペル)が、イスラエルの友人の様子をレポートしてくれました。
イスラエルは雨期に入り、エルサレムでも一昨日、昨日と雨が時々降った模様です。これから一雨ごとに寒くなっていきます。雨期は3月中旬まで続き、花と緑あふれる春を迎えるのです。
先日、バルイラン大学で学ぶ友人から連絡があり、広大なキャベツ畑で作業している姿を見せてくれました。戦争になり休校の間、学生たちが南部の農地で収穫のお手伝いをしているそうです。友人がいたのはイスラエル南部のアシュケロン付近で、「時折、ロケット警報が鳴ってシェルターに避難するけれど大丈夫だ」と笑っていました。
南部の農地の多くはキブツ(集団農業共同体)などにあり、イスラエル人と共にタイ、フィリピン、ネパールからの労働者も働いてきました。中には就労許可証を持つガザ市民もいましたが、状況は一変し、就労許可は停止。タイなど外国籍の労働者も帰国し、イスラエル人労働者は国防のため招集され、人手不足の状況です。
現在、農地は人手不足が深刻なため、休校中の学生や一般のボランティアが収穫を手伝っています。この時期もトマト、キュウリ、アボカド、オレンジなどの収穫があります。人手不足で出荷に時間が掛かると質が落ち、高値になることもあり、品数が減ると消費者にも影響を及ぼします。国内流通以外にも輸出するほど農業が盛んな国ですから、経済的な影響も予想されます。収穫だけでなく、種まきや農地の管理などにも働き手は必要です。
どうか収穫のために十分なボランティアが集まり、主の守りの中で働くことができますように。引き続きイスラエルを覚えてお祈りください。
「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、ご自分の収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」(マタイ9:37〜38)
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ハイナイト部