ホーム祈るハイメール通信 登録・停止バックナンバー > ハイメール通信No.812 エルサレム在住 松田有師より Bring Them Home! (人質帰還を願って)

ハイメール通信

ハイメール通信No.812 エルサレム在住 松田有師より Bring Them Home! (人質帰還を願って)

------------------------------
ハイメール通信No.812 2023.11.15
------------------------------
エルサレム在住 松田有師より
Bring Them Home! (人質帰還を願って)
------------------------------

テロ組織ハマスが非ユダヤ人を含め、約240名を拉致してから40日になろうとしています。

エイタン・アブラハム・モルさん(23)も、拉致されたお一人です。僕の家の近くに住んでいて、近所で人気のコーヒーショップのバリスタでした。確か、昨年、安息日に歩いていると、彼が家から出てきて「君はユダヤ人か?! もしユダヤ人じゃないなら、申し訳ないが、うちに入ってブレーカーを直してくれないか?!」と頼まれ、ブレーカーのスイッチを入れてあげたことがありました。

一昨日(13日)、彼の解放を願って、近所のみんなで彼の家を訪ね家族を慰めようという企画がありました。集合場所が何と僕のアパートの前で、夜8時半、少しずつ人が集まり始めました。僕も「日本の祈りを届けよう」と参加しました。しかし、このイベントは僕の想像を超えたものになりました。どんどん人が増え、音楽が鳴り始め、数百人もの群衆になったのです。実はこのイベントは、拉致された家族の家にシナゴーグからトーラーの巻物を運び入れ、地域が一つになって祈るというイベントだったのです。

あまりにも多くの人が集まったので、誰がエイタンさんの家族なのかも分かりません。とりあえず近くにいた人々に声を掛けました。すると、エイタンさんのご家族にインタビューをしたばかりの女性が、彼の情報を教えてくれました。彼は、テロ襲撃の日、多くの人が拉致された音楽フェスティバルの警備員を務めていました。テロリストたちが襲ってきた時、彼は参加者たちを救うためにテロリストらと戦いました。そして、無残にも殺された2人の女性を目撃し、テロリストたちに遺体を持っていかれないよう隠そうとしました。その時、テロリストに隙をつかれて拉致されてしまったそうです。

ここまでが、友人たちや生き延びた人たちの証言で分かっていますが、今は彼の安全を願うばかりだと人々は語っていました。家の前では、大勢の人々が「アム・イスラエル・ハイ」(イスラエルの民は生きている)と歌いながら、年齢に関係なく肩を組んで踊っていました。エイタンさんという1人の人のために、このように多くの人々が集まり、さらにイスラエルと近隣諸国の平和を願う姿を見て、心動かされた夜となりました。

イスラエルの民は生きています。苦しみを通り、迫害され、誤解され、ありもしないことで非難されています。しかし、イスラエルの民は生きています! 引き続き、イスラエルの存在を通して、神さまがみことばを守るお方であることが証しされますように。

ヨセフは兄弟たちに言った。「私はヨセフです。父上はお元気ですか。(まだ生きていますか。「アム・イスラエル・ハイ」の歌の由来)」(創世記45:3)

======
*BFPの支援活動については、B.F.P. JapanのFacebookやインスタグラム、またはB.F.P. 本部のFacebookで、随時アップデートしております。ぜひご参照ください。

B.F.P. Japan https://www.facebook.com/bfpjapan
B.F.P. Japanインスタグラム https://www.instagram.com/bfpjapan/
B.F.P.イスラエル本部(英文のみ)https://www.facebook.com/bridgesforpeace

*イスラエルへの緊急支援は以下のリンクからご支援を受け付けています。
皆様のご支援はBFP現地スタッフが直接お届けさせていただきます。
https://www.bfpj.org/support/ezra/project/ambulance/

*イスラエル情勢は刻々と変化しています。時事関連のニュースは、石堂ゆみ師(クリスチャンのジャーナリスト)による「オリーブ山通信」もご覧ください。
https://mtolive.net/


B.F.P.Japan
ハイナイト部

ページトップへ戻る

特定非営利活動法人
B.F.P.Japan (ブリッジス・フォー・ピース)

Tel 03-5969-9656(平日10時~17時)
Fax 03-5969-9657

B.F.P. Global
イスラエル
アメリカ合衆国
カナダ
イギリス&ヨーロッパ
南アフリカ共和国
日本
韓国
ニュージーランド
オーストラリア

Copyright 1996- © Bridges For Peace Japan. All Rights Reserved.