ハイメール通信

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ハイメール通信No.809　2023.11.11
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ガザ市民の命を守るイスラエル兵たち
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8日、イスラエル軍が設置した人道回廊を通って、数百人のガザ市民が徒歩で南部に避難している映像が公開されました。映像には、ガザ市民が降伏の印として白旗を降り、その両脇にイスラエル軍の戦車が置かれ、ガザ市民を守る姿が映っていました。ハマスがイスラエル兵を狙って攻撃してくるため、イスラエル兵も危険は承知の上です。

これまで、イスラエル軍はガザ市民に南に退避するよう、あらゆる方法で告知してきました。しかし、ハマスは道路をふさいだり、「イスラエルのうそ」であると伝えたり、また退避しようとする人を銃殺するなどして妨害。イスラエル軍がガザの中心部に進軍したことで、ようやくガザ市民の退避も可能になりました。イスラエル軍の保護によって、今週5万人以上が南部に退避することができたのです。

人道回廊を通って退避したガザ市民は、カタールのテレビインタビューに次のように答えています。「イスラエル軍の銃撃は、私たちに向けてではありません」「イスラエル軍は、私たちを通行させてくれました。決して私たちに危害を与えようとはしませんでした」

イスラエルに停戦を求める国際圧力が日に日に増す中で、昨日（9日）は、今後1日4時間の戦闘休止が発表されました。この間に、住民の退避や人道物資の搬入が行われる予定です。一方で、停戦は、過去の例を見る限りハマスの態勢立て直しの時間稼ぎに利用されるため、イスラエルは停戦を拒否しています。

これから、この1日数時間の戦闘休止の間、ガザ市民への人道物資が無事に搬入され、本当に必要としている人々の手に届くように。一人でも多くのガザ市民が南に進む勇気が与えられ、退避が安全に進むように。ハマスは、ガザ市民の退避を守るイスラエル兵を狙っていますが、兵士の命が守られるように、主の守りをお祈りください。

神は われらの避け所 また力。苦しむとき そこにある強き助け。
…万軍の主はわれらとともにおられる。ヤコブの神はわれらの砦である。セラ　（詩篇46：1、11）
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