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ハイメール通信No.798 ガザ地区の人質とガザ市民を覚えて

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ハイメール通信No.798 2023.10.26
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ガザ地区の人質とガザ市民を覚えて
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10月7日のハマスの奇襲攻撃は規模においても残虐さにおいても過去に例が無く、身元確認が不可能なほど損傷の激しい遺体も多数あります。人質と死亡者の正確な数はいまだ確定していません。

これまでに身元が判明した人質は、222人です。既に4人が解放されました。しかし、今も200人以上が、ハマスがつくった地下トンネルや地下基地に捕らえられています。人質が置かれている正確な場所や状況は分かっていません。

心配されているのが、人質の精神状態です。最後に目にした光景は、家族や友人が目の前で殺されたり拷問を受けたりしている姿でした。人質の中には、ホロコースト生存者や幼い子どもたちもおり、皆、今すぐにでも心のケアが必要です。赤十字や欧米諸国、エジプトなどアラブの国も解放のために協力していますが、全員解放の目途は立っていません。

一方で、ガザ地区の地上では一般のガザ市民が苦しんでいます。イスラエル軍は地上戦を控えて、ハマスの司令部や武器庫、地下トンネル、ロケット発射台などの爆撃を続けています。しかし、これらが学校やモスクなどに隣接していたり、それらを隠れみのにしたりしているため、巻き添えになる建物や人々が後を絶ちません。しかもハマスの軍事施設は、これだけ市街地に破壊がもたらされてもなお残っており、イスラエルに向けて今も毎日ロケット弾が撃ち込まれています。10月7日以来、7500発近いロケット弾が発射され、うち550発はガザ地区内で市民の頭上に落下しました。イスラエルをせん滅するまで戦うという究極の悪意のゆえに、イスラエルだけでなくガザの人々も苦しんでいます。心も体も痛み嘆いているすべての人々のために、主の慰めと癒やし、助けをお祈りください。

主は虐げられた者の砦
苦しみのときの砦。
御名を知る者は あなたに拠り頼みます。
主よ あなたを求める者を
あなたはお見捨てになりませんでした。
(詩篇9:9)

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