ハイメール通信

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ハイメール通信No.782　2023.10.9
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ガザからの大規模奇襲攻撃で
死者700人以上　ガザへの拉致100人以上
（日本時間９日午前7時現在）
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一年のうちで最大の喜びの祭りを祝っていたイスラエルは、
ガザからの奇襲攻撃により一日にして惨状と化しました。
空からは、ロケット弾5千発の集中攻撃。
陸海空からは、1千人規模のテロリストが、一斉にイスラエル南部の町々に侵入し、
イスラエル市民を無差別に殺害し、拉致を図るなど、
これまでにない大規模で多方面、かつ残忍な攻撃です。
イスラエル政府はヨム・キプール戦争（1973年）以来の戦時体制を宣言し、
軍事作戦名「鉄の剣」を発動。政府は、挙国一致態勢で臨んでいます。

現地の8日夜までに分かった死者数は700人以上、負傷者2300人以上、
ガザに連れ去られた人々は100人以上。
侵入された町やキブツは少なくとも22で、一部はイスラエル側が奪還しましたが、
いまだ13の集落がテロリストに占拠されています。

悲運にも、ガザから5kmの野外施設で
前夜からオールナイトの音楽フェスティバルが開催されていて、1千人ほどの若者が参加。
その場所をテロリストが襲い、260人もの若者が殺害され、
多くの若者がガザへ連れていかれました。

テロ組織ハマスは誘拐や殺害、虐待などの大量の動画を公開。
少女がバイクで連れ去られる姿。逃げ惑う人々の様子。
占拠された自宅の中で、テロリストの前で母親が不安げな子どもを抱き締める様子。
両腕に小さな子どもを抱えながら、連れ去られる母親。
カートに乗せられた高齢の女性たち。
ガザの町中で、拉致された人やイスラエル人の遺体を見せしめとして連れ回す映像。
その一方で、歓喜にわくテロリストたちの動画もあります。

今後、拉致された人々が取引の材料や、戦闘時には「人間の盾」に利用される可能性もあります。

このような中、北部レバノンのテロ組織ヒズボラとの緊張も高まり、
北部の住民たちは、政府から最寄りのシェルターを確認するよう指示されています。

悲しみと恐怖、不安がイスラエル全体を覆う中、戦争が始まっています。
イスラエルが一致して神により頼み、この国難に対処できるようお祈りください。


ある者は戦車を　ある者は馬を求める。
しかし私たちは　私たちの神　主の御名を呼び求める。　（詩篇20：7）


B.F.P.Japan
ハイナイト部