ハイメール通信No.749 難航する連立政権交渉を覚えて
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ハイメール通信No.749 2022.12.16
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難航する連立政権交渉を覚えて
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11月1日の総選挙に勝利した次期首相のネタニヤフ氏。政権樹立の交渉を続けてきましたが、閣僚ポストで大筋の合意がまとまったものの、政策面での隔たりが壁となり、交渉は難航しています。ネタニヤフ氏は、連立樹立の期限までに合意をまとめることは不可能として、2週間の延長を申請しました。これに対してヘルツォグ大統領は、10日間の延長を許可しました。
政策面の隔たりの一例として、ユダヤ教超正統派の党から出てきた要求は、安息日の発電禁止、ビーチを男女別に分けるなどがあり、これに対しては国民からの批判が出ています。連立樹立の延長が終了するのは、12月21日。主の守りの中、最終的な合意の締結へと導かれ、新政権が機能できるようにお祈りください。
またこのような政治空白の中で、テロや事件の懸念もあります。13日(火)の朝には、レホヴォト市の高校を覆面のグループが襲う事件が発生。16歳の生徒がナイフで刺されて重傷を負いました。タイムズ・オブ・イスラエルの取材によると、同校では頻繁に事件が起きているとのこと。警察は犯罪歴のある容疑者4人(うち3人は未成年、1人は18歳)を逮捕しました。
祈祷課題
1.難航する連立政権交渉に主の御心がなされるように。
2.若者が関わる暴力事件、テロ事件が頻発しています。学生が安心して学校に通い、勉強できるように。暴力や憎しみの連鎖から人々が解放され、命を選択できるように。
3.イスラエルでは18日からハヌカの祭り(光の祭り)が始まります。イスラエルの人々が守られ祝福されるように。
闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く。(イザヤ9:2)
B.F.P.Japan
ハイナイト部