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ハイメール通信No.673 秋の大例祭を覚えて

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ハイメール通信No.673 2018.9.8
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秋の大例祭を覚えて
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イスラエルは9月10日(正確には9日の日没)に新年を迎え、大贖罪日、仮庵祭、10月1日の律法歓喜祭で締めくくる一連の秋の大例祭が始まります。世界中の離散ユダヤ人社会でも同様に祭りが祝われます。

新年や祭りは、どこの文化でもそうですが、家族や親戚が集まって過ごす時でもあります。それは取りも直さず、家族を失ったり、さまざまな事情で家族と離ればなれの人々にとっては、喪失感や孤独感に襲われる時となります。この時期、そのような人々の痛みを気遣うイスラエル社会の姿は、まるで大きな家族のようです。

イスラエルの社会福祉省は今年、「例祭中、一人ぼっちで過ごす高齢者が一人もいないようにする」を目標に、同省が運営する全国の高齢者ゲストハウスで無料宿泊サービスを提供することにしました。対象者はゲストハウスで新年の食事を楽しみながら、いろいろなレクリエーションに参加し、疎外感を味わうことがないようにとケアされます。

また、この時期を家族と共に過ごせない大きな集団にIDF(国防軍)の兵士たちがいます。例祭を狙ってテロの可能性が高まるため、特別な高警戒態勢が敷かれます。緊張下で任務を忠実に全うせねばならない一方で、家族や友達と祭日を過ごした日々がことさらに懐かしく思い出される時期でもあります。

今年は特に、南部ではガザ境界の暴動や火炎凧(かえんだこ)による放火が続き、北部ではシリア内戦に紛れたイランやヒズボラの動きに気を配る緊張が続いています。例祭は、神がご自分の選びの民に与えた大切な祭りです。イスラエル及びユダヤ人社会が無事に祭りを祝い、彼らが聖書と神との関係を深め、そして喜びのうちに祭りを終えられるようにお祈りください。

<祈り> 
1.新年を祝うすべての食卓に神さまの温かな臨在があるように。
2.人々の心が聖書のみことばと向き合う時となり、さらに神と救い主を深く求める時となるように。
3.治安を守るすべての人々が守られるように。危険を未然に察知し、防ぐことができるように。

だがイスラエルよ、あなたはわたしのしもべ。わたしが選んだヤコブよ、あなたは、わたしの友アブラハムの裔だ。(イザヤ41:8)【新改訳2017】


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