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ハイメール通信No.615 不穏な動きが続くガザ地区周辺を覚えて

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ハイメール通信No.615 2016.11.5
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不穏な動きが続くガザ地区周辺を覚えて
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秋の大例祭を比較的平穏に終えて、イスラエルは先月末、待ち望んでいた初めの雨を迎えました。ガリラヤに、畑地に、牧草地に、荒野に、豊かな雨が降るように、ぜひお祈りください。

イスラエル南部では、比較的穏やかだったガザ地区近隣のユダヤ人コミュニティーに、不安の雲が漂い始めています。
10月24日、ガザ地区からのミサイル発射を知らせる警報が、近隣コミュニティーに鳴り響きました。その後の調べで、イスラエル領内ではなく、ガザ地区内に落下したらしいことが判明したものの、その3週間前には、ロケット弾がスデロット市の学校近くの道路に着弾しており(幸い負傷者はなし)、イスラエル側がハマス関連施設を報復爆撃していました。
このところ、ガザ地区では定期的なミサイルの発射実験が続いています。同地区を実効支配するハマスは、今のところ、イスラエルと本格的に戦火を交えるつもりはないものの、地下トンネルを使った実戦訓練も定期的に実施しており、次の戦闘に向けて着々と準備を進めています。ミサイル発射実験は、イスラエル側の報復を引き出さないために、地中海や自治区内の空き地に向けて行われています。イスラエル側も、イスラエル領内に向けて発射されない限り報復攻撃は行っていませんが、ハマスがミサイルの試射と改良を重ねていることは知っており、状況を注視しています。
そのような中で10月下旬、長距離ロケット弾の打ち上げや、自動小銃や爆発物などを使った実戦さながらの演習が行われました。場所は、かつてイスラエル入植者が撤退した跡地にできたハマス軍事キャンプ場。イスラエル側の近隣住民は、その日、ロケット弾が何発も打ち上げられ、銃声や爆発音が響くのを自宅のアパートの窓から見聞きしていました。前回のガザ紛争から2年余りたちましたが、イスラエル政府は、「次にハマスと戦争になれば、それが彼らの最後となるだろう」と警告しています。

<祈り>
1.近隣コミュニティーの人々の心と体が主にあって強められるように。
2.政府や軍、行政や住民がそれぞれ、必要な防護対策や準備を十分にすることができ、常に適正な判断を下せるように。
3.軍備だけが増大し生活再建は取り残されているガザ地区の住民を覚えて。
4.盲目的にイスラエル壊滅に突き進むハマスやイスラム過激派、それに洗脳されている戦闘員を覚えて。彼らの心が解放されるように。

しかし、主よ。あなたは私の回りを囲む盾、私の栄光、そして私のかしらを高く上げてくださる方です。(詩篇3:3)


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ハイナイト部

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