ホーム > 祈る > ハイメール通信 登録・停止 > バックナンバー > ハイメール通信No. 350 東京都 キングダムシーカーズ 久保田文吾先生より
1月27、28日、定期ミッショントリップで宮城県の南三陸町を訪れました。
顔なじみになっている仮設住宅に着くと、現地の方々や子どもたちが覚えていてくれて、「前に来たあのお兄ちゃんは?」とか、「今度の炊き出しは何?」とか、声を掛けてくれるので励まされました。
個人的に新鮮だったのは、教会メンバーの女性によるフラワーアレンジメント教室の効果です。色とりどりのきれいな花を活けながらしゃべっていると、皆さん心が潤うのでしょうか、おしゃべりが盛り上がってきます。よく「心のケア」が提唱されますが、こういうちょっとした準備があるだけで、そこからごく自然に打ち解けて、無理なく少しずつ話を深めていくことができると思います。
炊き出しではたくさんの食材を買い出し、地元のホテル観洋の厨房をお借りして前日の夜中まで下ごしらえ。そして当日は100食分を大鍋で用意し、とても喜ばれました。つくづく思うのですが、私たちは自分たちでは小さなことしかできなくても、主はその機会を用いて大きなインパクトを残してくれます。ごく自然体で一緒に交わっているとき、知らず知らずのうちにキリストの香りを放っているのだと信じます。
志津川で地元の方々が準備したオープン前のカフェにも行きました。スタッフの何名かはすでに顔なじみで、ここで私たちは初めて直接祈る機会を与えられました。南三陸ミッションを開始して以来、陰でとりなして祈ってはいましたが、直接人々の前で祈るは初めてです。カフェの祝福を祈りましたが、とてもなごやかな雰囲気の中で祈れたことは、大きな一歩だったと思います。
人々が私に、
「さあ、主の家に行こう」と言ったとき、
私は喜んだ。(詩篇122:1)
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