ホーム > 祈る > ハイメール通信 登録・停止 > バックナンバー > ハイメール通信No. 338 宮城県 千葉仁胤(ひとつぐ)先生より
朝夕の冷え込みが一段と厳しくなってきました。震災のときの厳しい寒さを思い出します。暖房関連は行政や支援団体から届けられていますが、仮設住宅に入っていない在宅避難者などが見過ごされています。教会はサマリタンズ・パースの支援を受け、個別に不足している人たちを探し届けています。北国の冬はことのほか厳しいものです。お祈りください。
被災地で、生活不活発病(体を動かさないことにより、全身の動きが低下し、そのままでは頭の働きが鈍くなったり、心の病にも進む。)が増えています。理由は行きたい場所がない、交通手段の問題、一緒に外出する人もいないなどで、外出機会の減少していることが挙げられています。(三陸新報より)
また、アルコール依存症の問題も重大な懸念事項です。河北新報によれば、「家や仕事を失い、先行きへの不安や不眠症などを解消しようと飲酒に走るケースが出ている。被災者が避難所から仮設に移り、プライバシーが確保された反面、人目を気にせず飲酒できる環境になっている。特に中高年男性の依存症が懸念される。また時間の経過とともに被災者間の復興格差が生じることも懸念材料という。また依存症から孤独死へと進む場合が心配という。」とのことです。
神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。(Iテモテ2:4)
Copyright 1996- © Bridges For Peace Japan. All Rights Reserved.