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ハイメール通信No. 320 南三陸町を訪問して キングダムシーカーズ 久保田文吾先生より


■ 南三陸町を訪問して キングダムシーカーズ 久保田文吾先生より

南三陸町への定期支援に訪れました。 現在、南三陸には仮設住宅群が59カ所に散在しています。大きな群では246戸、小さな群では6戸や7戸の集まりもあります。特に小さな群はボランティア団体などの目にとまりにくく、支援格差が激しいようです。また、仮設住宅の近隣には一般家屋もあるため、 仮設住宅の人数だけ調べて支援物資を用意すると、近隣家屋から不満の声が上がる場合もあり、デリケートな配慮が必要です。震災直後の体育館などの「緊急避難」とは違って、仮設住宅は「非日常的な日常」と言えるでしょう。ただの物資支援ではなく、いよいよコミュニケーションや交わりの比重が大きくなってきたように感じました。

現地に詳しい中澤竜生牧師(聖協団西仙台教会)によれば、冬本番前に良好な関係を築いておくことが、今後の支援のために大切だそうです。今回私たちは、サマリタンズパースのベースキャンプで、炊き出し用のガスや調理器具を借り、田尻畑にある小規模な仮設住宅でカレーうどんの炊き出しをしました。男性のみのチームだったので、現地の主婦の方々にネギの切り方など指導されつつでしたが、かえって良い交流の機会になりました。被災者の方々の中からも自立に向けて動きだしたネットワークが起こっていました。今後の関係作りの鍵となっていくと思います。

<祈り>

  1. 南三陸の中で自立に向けた雇用創出がなされていくように。
  2. 冬本番に向けて、現地で必要な設備(暖房器具など)が充分に備えられるように。
    良好な関係を築いていくことができるように。
  3. 物質支援の枠を超えて、人間関係を通しても御国の文化を現していくことができるように。
  4. 御体の連携が進み、より効率的で効果的な支援ができるように。

神はわれらの避け所、また力。
苦しむとき、そこにある助け。(詩篇46:1)

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