ハイメール通信

■ 宮城県　AGnet　岸浪市夫先生より

岸浪先生は、アメージング・グレイス・ネットワーク・ミッション（AGnet）という支援団体を設立。宮城県栗原市を拠点とし、災害地域を広く支援しています。10月下旬、ゴスペルシンガーの上原令子さんが応援に駆け付けコンサートを開きました。石巻市の神社境内で、既にイエスさまを信じ核となっている人々が、近所の住宅や仮設住宅の人々へ声をかけ、約30人集まりました。人々は上原令子さんの賛美と証しに全身を傾けるかのように聞き入りました。そして一緒に唱歌「ふるさと」を歌いました。思い出すしかない光景となってしまった我がふるさと。合唱しながら思わず涙ぐむ人々の姿がありました。しかし3番の歌詞「志（こころざし)をはたして、いつの日にか帰らん」とあるように、地上のふるさとは失われても、天国という「ふるさと」への希望があると人々は歌いながら告白しました。

メッセージの後、参加者全員が祈りの姿勢をとりました。「ふるさと、という歌が、あんなに自分の心にしみる歌とは思ってもいなかった。」と、話してくれました。祈りなくして、この方々の存在はありませんでした。これからも祈りによって被災地の復興と救いが前進するようにお祈りください。

＜祈り＞

1. 寒さが一段と増してきました。
   毛布や冬服、暖房機器が各家庭に十分に満たされるように。
2. 祈りつつ歩んでおられる地域の人々がイエスさまの愛を体験し、救いが確かなものとなるように。
3. AGnetの岸浪市夫先生とスタッフ・協力者が聖霊で満たされ、あらゆる災いから守られるように。
4. クリスチャンが祈りによって被災地を支援し続けることができるように。

信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。（ヘブル11:1）