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ハイメール通信No. 274 宮城県 キリスト聖協団 宮城聖書教会 田中時雄先生より


■ 宮城県 キリスト聖協団 宮城聖書教会 田中時雄先生より

東松島市にある田中先生の教会は、海岸から約3キロの地点にあります。震災直後、田中先生と奥様は教会堂の2階に避難。あっという間に津波が押し寄せ、一階部分が完全に浸水。先生ご夫妻はライフラインが完全に断たれた状態で3日間、教会堂の2階で、水とスナック菓子だけで過ごし、4日目に自衛隊に救助されました。 教会員は全員が被災。一人はいまだ行方不明です。 震災から10日目にやっと地域から水が引きました。すぐに駆けつけてくださった聖協団のボランティアの方をはじめ、TCU(東京基督教大学)の学生、さまざまな支援団体の協力により、泥のかき出しや、会堂や駐車場の掃除が丁寧になされました。結果、イースターの日から礼拝を再開することができました。
震災前は、約40名の方が礼拝に集っておられましたが、現在は多くの教会員が親類親戚のもとに身を寄せるなどしているので、離散状態にあります。しかしこのような状況にあっても、教会員の信仰が強められ、霊的革新や悔い改めが起こっているそうです。田中先生ご自身も、肉体的にも精神的にも大変な時期を過ごされました。普通なら倒れてもおかしくはない状況にもかかわらず、主の素晴らしい力が与えられ、霊肉共に主の御手で支えられていることを実感しているそうです。このようなことが先生だけでなく、教会員全員に起こっているそうです。
このような災いの中にあっても、力強い主の御手が教会の上にあります。

<祈り>

  1. 離散状態にある宮城聖書教会員の方々が、一日も早くもう一度集められ、共に礼拝を捧げることができるように。
  2. 完全に浸水した教会堂1階の外壁と内壁を張り替えます。
    建物の補修が順調に進み、建物の腐食などが今後起こらないように。
  3. ピアノやエレクトーンが浸水して使用不可能になりました。
    新たな楽器が与えられ、その他の教会備品も与えられるように。
  4. この震災を通して、新しい魂が救われ、癒やしと回復が被災地に起こるように。
  5. 福島第一原発の一号機付近で1万ミリシーベルトという線量計が振り切れる測定不能の値の放射能が出ていることについて、原因が究明され、とどめられるように。
  6. 原発作業員の方々の安全が確保されるように。新たな事故へとつながらないように。

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