ハイメール通信

■ 体調不良者が急増している被災者のために

避難所で生活している方々の健康が悪化しています。集団生活の衛生的問題や粉塵のために、咳をする人が増えています。また、道路が寸断して自衛隊が入れない間、川の水を飲んで急場をしのいでいたため、畑のリンが溶け出した水を飲んでしまい、今になって体調を崩してしまったという人もいます。さらに、避難所で支援物資のお菓子を自由に取り出して食べているために、健康を害する子どもたちもいます。
これらすべての不調に加え、被災生活のストレスが輪をかけて被災者の方々を苦しめています。

■ 炊き出しを続ける人々のために

さまざまなボランティア団体による炊き出しが行われていますが、基本的には自らも被災者である地域の人々が毎日の炊き出しを行っています。毎日３食の献立を考え、食材を準備し、料理をし、盛り付け、配布し、片づけをするという繰り返しは大変な重労働です。大勢の食事をまとめてつくるので、なかなか一人ひとりのニーズを満たす繊細な献立を立てることが難しい情況で、　不満の声もちらほら挙がっているということです。

＜祈り＞

1. 避難生活が長引く中、体調を崩しておられる方々が適切な治療を受けられるように。
   集団生活での衛生的な面が守られるように。
2. すべての不調の根源にある、ストレスから被災地の方々の心が守られ、心身共に良い状態を保つことができるように。
3. 炊き出しを続けてくださっている方々に更に力が与えられ、続けていくことができるように。
   主がそれぞれの人に必要な食物を満たしてくださるように。