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プロジェクトレポート

ついに祝福の鍵を手に入れました!! -北部フードバンク いよいよスタート-

TEXT:B.F.P.Japan編集部

契約書にサイン

契約成立

皆様の祈りに支えられ、2007年11月19日、ついに北部フードバンクが最初の一歩を踏み出しました。ハイファ近くに位置するカーミエルという町で、条件にぴったりの1200平米の広さをもつ建物が見つかりました。

無事に契約を済ませ、喜びと共に建物の鍵を受け取りました。ここには常時300トンの食物を貯蔵することができますし、事務所として区切られた部屋もあります。ツアーで訪れる皆様に、町の人々と触れ合っていただく会議室もあります。

2006年のヒズボラとの戦争時、65トンの食物を配布しましたが、エルサレムから食料を輸送するのはコスト面、人材面で大きな負担となりました。それ以前からBFPのCEOであるレベッカ・ブリマーに、「戦争に備えて北部に食物を配布・貯蔵する場所を造りなさい」というビジョンが与えられていましたが、この戦争が大きく背中を押す結果となりました。北部フードバンク設立のために世界中の祈りの勇士が立ち上がり、祈り始めました。日本の皆様も力強い勇士のお一人でした。その祈りに応え、主が早くもこのビジョンを現実としてくださいました。

メンバー紹介

エルサレムのフードバンクの父は、皆様もご存じのビル・スティーブンス師です。そして、北部フードバンクの父となるのは、マイク&ヴェネッサ・イーグルトン夫妻です。彼らは南アフリカの出身で、公認会計士として大変恵まれた生活を送っていましたが、今回、主に召し出され、それらすべてを投げ打って北部フードバンクに献身しました。7歳を筆頭に小さな女の子が3人います。大きな犠牲を払っての新生活ですが、彼らの目は希望と期待でキラキラと輝いています。「私たちを使って主は何をされようとしているのでしょうか。私たちには何もありませんが、とにかく主が言われることを一つひとつ丁寧に、確実に実行していこうと思います」と、不安よりも喜びが大きいようです。

マイクの右腕として、デスクワークからトラックの運転まで多岐に渡る業務をこなすのが、ダニエル・キッチャベルです。彼はエルサレムの食料配布部門で長く働き、その後、大工チームに配属されました。どんな時にも黙々と、誰よりも多くの仕事をこなし、困っている人には走り寄って助けの手を差し伸べる好青年です。イスラエルに来てから随分経ちますが、彼から不平や不満を聞いたことがありません。「私でいいのですか」と、イスラエルへの召しに畏れ多い思いを抱いて日々生活しています。彼の唯一の悩みは、人生を共にするパートナーとまだ出会っていないことです。北部という、友人も知り合いも少ない土地で、彼を支えるパートナーが与えられるように、覚えてお祈りください。

今後の展開

今後は、ビル・スティーブンス師が週に一度北部を訪れ、マイク夫妻と共に綿密な準備を進めていき、食物配布は2008年1月末からとなります。幸い、2007年10月号でご支援をお願いしたトラックやフォークリフトなどの備品一式を購入する費用も満たされました。多くの必要がありました

が、皆様のご協力によって一つひとつを整えることができました。備品類をオーダーするごとに、主の導きと皆様への感謝を新たにし、大きな励ましを受けました。間違いなく、北部フードバンクのオープンを、主が望んでおられることを確信することができました。皆様の愛とご協力を本当にありがとうございます!

北部フードバンク内部

場所が決まり、建物が与えられ、人材が整い、備品類がセットされました。いよいよ主の祝福がこの場所から流れ出します。どうかお祈りください。皆様の祈りなくして、私たちの働きを進めることはできません。祈りこそがすべてを動かす原動力だからです。

また、北部フードバンクに貯蔵する食物のためにご支援ください。ハード面はすべて整いましたが、そこに食物を入れなければなりません。そのための費用がおよそ7千万円必要となります。どうかおとりなしください。そして、主からの示しがありましたら、豊かにご支援いただければ幸いです。

カーミエルでの支援活動

北部でのカーミエルの町の人々と私たちは、すでに友人となりつつあります。先日も、アメリカでベストセラーを連発する作家のジョエル・ローゼンバーグ(メシアニック・ジュー)のツアーメンバーと共にこの町を訪れ、物資支援を行いました。ローゼンバーグ氏もBFPの働きに賛同し、さまざまな協力をしてくださっています。特に、この北部フードバンクのビジョンを、自分のビジョンであるかのように共に立ってくださいました。

今後は日本からのツアーコースの中で、北部フードバンクを訪れる機会をもちたいと思っています。そして、ローゼンバーグ氏のように、この場所で皆様と共に食物支援ができればと夢見ております。カーミエルの人々と私たちが、天国までつながる永遠の友情を築いていくことができますように!

「わたしは木の実と畑の産物をふやす。それであなたがたは、諸国の民の間で二度とききんのためにそしりを受けることはない。」(エゼキエル36・30)

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