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プロジェクトレポート

ユダヤ人を祖国へ連れ戻す

文:レベッカ・J・ブリマー(BFP国際会長)

国が再建される前から続く、ユダヤ人のイスラエル帰還。
私たちは、聖書預言の成就を見るだけでなく、その実現に参加する特権が与えられていることに深い感動を覚えています。

Photo by Hannah Taylor/bridgesforpeace.com

イスラエル国家が再建されて以来、ユダヤ人を祖国に連れ戻すことはイスラエルにとっても神にとっても優先事項です。それゆえにBFP(ブリッジス・フォー・ピース)は他の団体と提携し、貧困にあえぐユダヤ人の帰還を支援しています。それは私たちにとって最大の喜びの一つです。

私たちが提携している団体は、困窮するユダヤ人のイスラエル帰還を支援する「エズラ・インターナショナル」などです。他に、エチオピア系ユダヤ人の帰還も支援してきました。これまでにBFPと皆様のチームワークによってアリヤー(イスラエルへの移住)してきたユダヤ人は、実に10万人近くに上ります。

帰還するまでの道のりはたやすいものではなく、数々の困難が立ちはだかります。特にユダヤ人への迫害や反ユダヤ主義に悩まされている地域では、ユダヤ人であることを証明することは容易ではありません。私たちのチームは、電子化されていない公文書の中から、ユダヤ人であることを示す証拠を探し出そうと奔走しています。

また、私たちが支援する方のほとんどは社会経済的に不利な立場に置かれているため、外国に移住する余裕がありません。たとえユダヤ機関(イスラエル帰還を支援する団体)から航空券が支給されたとしても、スーツケースを買うことも、ビザやパスポートを取得することも、空港に行くこともできません。光熱費を支払う余裕さえないのです。

Photo by Ashernet

BFPの救出作戦では、資金援助をし、空港への移動を助け、個別の必要にも応えています。神がなさることは驚くばかりです。神は今、古代からの約束を果たしておられ、私たちが彼らを助けることを求めておられるのです。「…彼らは、あなたの息子たちを懐に抱いて来る。あなたの娘たちは肩に担がれて来る」(イザ49:22

主が、私たちの努力を用いて事を成し遂げてくださることは大きな祝福です。しかし、まだ多くの方々が私たちの支援を必要としているのも事実です。だからこそ、私たちはまだまだ気を緩めることができないと承知しています。

ウクライナからの帰還

帰還者一人ひとりにそれぞれのストーリーがあります。その一例をご紹介しましょう。

ウクライナから帰還したご夫妻

「私たち夫婦は、もはやウクライナに将来性を見いだせなくなってしまいました。もう若くはありませんが、人間の尊厳が保たれ、人権が尊重される国に住みたいと願っています。

成人した娘と2人の孫はイスラエルに住んでいます。長年、娘たちからはイスラエルに移住するように促されてきました。けれども、ウクライナを離れる勇気をなかなか持てずにいたのです。最近になって、ようやく一歩を踏み出す時が来たことを実感しています。

領事館の審査を無事に通過した後、私たちはイスラエル行きの航空券を申し込みました。身の回りの物をまとめ、すべての問題を解決し、空港までは『エズラ・インターナショナル』が付き添ってくれることになりました。

ところが、その矢先、私も妻も新型コロナウイルスに感染してしまったのです。病状が悪化した私は入院を余儀なくされました。長い間人工呼吸器を付け、医師たちが私の命を守るため奮闘してくれる中、今度は心臓の合併症が起き、医師からは緊急手術を勧められました。私はイスラエルで手術を受けようと考えていましたが、医師からはフライトに耐えられないと忠告を受けました。

子どもたちからの仕送りも貯蓄もすべて新型コロナの治療費に充てていたので、手術をする余裕などありません。入院中はとても気が動転し、体もかなり弱っていたので、この試練を乗り越えられるかどうかは誰にも分かりませんでした。人生がはかなく消えていくことを感じ、希望も失い、気分も最悪でした。

そんな時です、奇跡が起きたのは―。医師にも説明できない奇跡でした。私は突如として回復し始め、日ごとに力強さを取り戻していったのです。検査の結果、医師は言いました。『何の治療もしていないのに、すべてが正常に戻っている』。まさに奇跡としか言いようがありません。73歳になる私の体は、ほぼ2日間で完全に回復したのです。説明はできませんが、私は神さまがなしてくださったのだと信じています!全能の神に心から感謝しています!

私たちは今、希望にあふれています。これからは孫の面倒を見ながら、自分にできそうな仕事を探したいと思います。充実した普通の生活を送ることが願いです。

救出作戦の関係者からは書類集めについてアドバイスを頂き、助けていただきました。私が入院して深刻な状態に陥った時には、経済的な支援も頂きました。常に私たちの健康状態を気にかけてくれ、精神的にも支え、出発日には空港まで送っていただきました。このような素晴らしい方々がいることに感謝が尽きません。奇跡が起きたのは皆さんのおかげです!救出作戦によって私は健康な状態でイスラエルに旅立つことができます!」

この高齢のご夫婦は、夢を実現させることができました。それは皆様が救出作戦に寄せてくださったご支援のおかげです。一方で、今も何千人もの方々が私たちの助けを待っています。さらに多くのユダヤ人がイスラエルに帰れますように!私たちは共にさらに多くの奇跡の目撃者になりましょう。そして、神の計画に参加し、ご一緒に多くの家族に希望をもたらしていきましょう。

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