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ハイメール通信

ハイメール通信No.874 緊迫するイスラエル情勢〜ヒズボラの大規模攻撃〜

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ハイメール通信No.874 2024.8.26
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緊迫するイスラエル情勢〜ヒズボラの大規模攻撃〜
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25日(日)早朝、イスラエル空軍が南レバノン全域のヒズボラの拠点40カ所を同時攻撃し、ミサイル発射台数千基を破壊しました。これは、ヒズボラがイスラエル中部に向けて大規模攻撃を準備しているのを確認したためで、これを未然に防ぐための予防攻撃でした。ニューヨークタイムズの報道では、ヒズボラの計画は、午前5時に約6千発のミサイルとドローンを発射予定でした。

一方ヒズボラは、この攻撃を受けた後、イスラエル北部の国防軍基地に対し激しいロケット弾攻撃を浴びせ、彼らの主張によれば320発以上のロケット弾を発射(イスラエル国防軍発表では、ロケット弾210発、ドローン20機)。先月末にベイルートでヒズボラのシュクル最高司令官が暗殺されたことへの報復だと主張しました。イスラエル北部では、日曜早朝から、地中海沿岸、ガリラヤ地方、ゴラン高原まで警報が鳴り響きました。迎撃された物もありますが、多くは空き地や居住地域外に着弾し、一部に被害が出ている他、破片で負傷した住民もいます。

これを受けイスラエルでは、48時間にわたる緊急事態宣言が発令され、テルアビブ地域及び北部の住民に対して一部行動制限が出されました。ベングリオン空港は一時運行が停止されましたが、午前7時に再開しています。

ヒズボラは今回の攻撃について、「アッラーの恩寵により一段階が成功裏に完了した」と述べ、今後、イスラエルのさらに内部へ向けてドローン攻撃を行うことを示唆しています。イスラエル外相は、諸外国の外交部に説明を行い、ヒズボラとの戦いにおいてイスラエルへの支援を要請しました。ヒズボラの背後にはイランがいますが、イランの別の代理組織であるイエメンのフーシ派や、イラクとシリアのシーア派民兵組織も、イランの号令があれば動き出すことが予想されます。そうなれば、イスラエルは多正面で戦わなければなりません。予断を許さない、緊張した状態が続きます。

イスラエルの守りを覚えてお祈りください。ネタニヤフ首相を始めとする国の指導者たちや軍幹部が常に正確な情報を得ることができ、的確な知恵をもって判断を下すことができるように。国防軍の兵士らが守られるように。彼らの身を毎日案じている家族のために。また、ガザに捕らわれたままの100人以上の人質と、その家族のためにも続けてお祈りください。

「見よ。攻め寄せる者があっても、それはわたしから出たのではない。あなたに攻め寄せる者は、あなたの前に倒れる。……あなたを攻めるために作られる武器は、どれも役に立たなくなる。また、あなたを責め立てるどんな舌も、さばきのときに、あなたがそれを不義に定める……」(イザヤ54:15、17)

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