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ハイメール通信

ハイメール通信No.676 米国ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)襲撃事件

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ハイメール通信No.676 2018.10.29
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米国ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)襲撃事件
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米ペンシルベニア州ピッツバーグで27日(土)、シナゴーグが襲われ、11人が死亡、6人が負傷(うち警官4人)しました。犯人は「すべてのユダヤ人は死ね」と叫びながら半自動小銃を乱射。その後、逮捕・訴追されました。現場は古くからユダヤ系住民が多く住んでいる地域で、同シナゴーグは、事件当時、安息日の礼拝に100人ほどが集まり、ちょうど新生児の割礼式を行っていました。

事件は全米に衝撃を与え、また、イスラエルを始め世界中のユダヤ人社会の心を悲しみで引き裂きました。ユダヤ人であるというだけで600万人のユダヤ人が命を奪われたホロコーストから70年。21世紀の今日、ホロコースト生存者が存命する今もなお、激しい反ユダヤ主義が存続し、突如として牙をむいています。

英国在住のラビ、サックス氏が事件を受けて出したコメントを一部紹介します。
「この攻撃が、その名も『Tree of Life(命の木)』というシナゴーグの中で起きた事実が、この事件をもっと恐ろしいものにしています。シナゴーグは、人々が平和のうちに共に集まり、祝い、私たちが受けているすべてのものに感謝し、何よりも、神の最大の贈り物である命に感謝する場所です。今日、多くの命が失われ粉々にされてしまいました。私たちは、モーセを通して『命を選びなさい』と命じられた民です。それ以来、私たちの歴史は多くの悲劇に見舞われても、過去においても現在も、常に私たちは命を選び、命を聖なるものとしてきました。そしてそれこそ、今、ピッツバーグの人々がしようとしていることです。そして世界中のユダヤ人社会も、彼らが人生を再建するのを支え、また失われた人たちの命を記憶し続けるでしょう」
この事件は、単なるヘイトクライム(憎悪犯罪)や米国の銃社会問題ではありません。反ユダヤ主義は、神の計画や選びに逆らう、サタンが吹き込んでいる思想です。私たちは、命の造り主である主を見上げてとりなしの祈りを捧げましょう。

<祈り>
1.愛する人を失った家族、そして心を痛めている世界各地のユダヤ人社会の慰めを覚えて。
2.事件に巻き込まれて心身の傷を負った人々の心と体の回復、癒やしを覚えて。
3.反ユダヤ主義的思想を持つ人々の心に主が触れてくださり、ユダヤ人への憎悪から解放され、悔い改めと命に導かれるように。

私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。(申命30:19)


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