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ハイメール通信No. 61 良いニュースもある

3月、イスラエルはプリム(エステルの祭り)を祝います。悲しみが喜びに変わった月です。この時期、イスラエルの新聞では、珍しく良いニュースが目に付きました。自爆テロを支持するパレスチナ人の激減に始まり、パレスチナのテロ組織がそろって停戦を発表する見通しです。イスラエルのキブツが経営する会社が、史上初めて、ニューヨークのナスダックに上場しました。ハイナイトの祈りは聞かれています。

ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは自分たちの労苦が、主にあってむだでないことを知っているのですから。(Iコリント15:58)



■ パレスチナに平和の足音?

1.自爆テロ支持者激減

パレスチナのリサーチ・センターの調べ(対象は成人のパレスチナ人1,319人)によると、昨年8月に起きた、ベエル・シェバでの自爆テロ(16人死亡)を支持したパレスチナ人は77%でしたが、先月テルアビブでの自爆テロを支持した人は、29%に激減していました。

この結果から浮かんでくることは、パレスチナ人が4年にものぼるイスラエルとの戦いに疲れ、平和を望んでいるという、注目すべき姿勢の変化と言えます。(ハアレツ3月14日)

2.パレスチナ組織:正式停戦に合意の見通し

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、13日イスラエルのテレビ局のインタビューに応じ、今週エジプトで行われるパレスチナ・サミットにおいて、ハマスやイスラム聖戦のような武装組織を含むすべてのパレスチナ人組織が、正式に停戦を宣言する見通しであると語りました。(18日、今年いっぱいの停戦で合意しました。ただしハマスはイスラエルが合意内容を履行しない場合は停戦合意をいつでも破棄する考えを表明しています。)

アッバス議長によると、現在までに自治政府はテロの計画4~5件を未然に阻止、2月25日のテルアビブ自爆テロ(イスラエル人5人死亡)に関わった7人を逮捕しました。

また、パレスチナ警察はエジプトからラファの難民キャンプへ武器や麻薬を密輸していたトンネル12本を破壊したと報告しています。

トンネルは20本以上発見されました。アッバス議長は、平穏を好まず今の和平への動きを妨害しようとするものがいることを認め、引き続き警戒が必要であると語っています。

パレスチナでは7月に議会選挙が計画されています。テロ組織ハマスも候補者を出します。アッバス議長は、ハマスは暴力を停止しない限り、政治には参画できないと明言しました。(2000年からハマスが犯行声明を出したイスラエルにおける自爆テロは数十件に及びます)(ハアレツ3月13日)

アッバス議長は、カイロでのパレスチナ・サミットで、パレスチナ人のイスラエル領内への帰還権についても言及し、「難民がすべて帰還することは現実的ではない」と言いました。

3.西岸地区5町パレスチナ側へ委譲

イスラエルのモファズ国防相とパレスチナのヨーゼフ内務相は、イスラエル領内の町ヘルツェリアで実務協議を行い、数々の合意に達しました。

まずエリコを今週水曜に、ツルカームを日曜にパレスチナ側へ委譲します。続いてカルキリヤを次週引き渡す予定です。

シャロン首相・アッバス議長の会談の中では、ラマラとベツレヘムも将来引き渡されることになっています。

エリコの引渡しに当たって、ヨーゼフ内務相は、現在エリコに在住している手配中の武装戦士17人の武装解除とその後の監視(エリコ外に出ない)を約束しました。

イスラエルも武装解除してテロを放棄する限り、17人を逮捕しない約束をしました。

シャロン首相・アッバス議長:電波で間接対談

アッバス議長はイスラエルテレビのチャンネル1のインタビューで、今週パレスチナ団体すべてが停戦に合意したら、全面的な和平交渉に入りたいとの意欲を表明しました。

この同時刻、シャロン首相はイスラエル国営放送で、国連のアナン事務総長と会談していました。

アナン事務総長はヤド・バシェム(エルサレムのホロコースト博物館)の改築記念式典のためにイスラエルを訪問中でした。

シャロン首相は、アッバス議長の発言を受けて、アナン事務総長との会談の中で、「ロードマップの進展に必要なのはテロ組織の完全な解体であり、停戦では不十分。」と語り、アッバス議長の提案をけん制しました。

シャロン首相は続けてアナン事務総長に「確かにテロ活動は減ったが、それで十分とは言えない。

ヒズボラ(レバノン南部のテロ組織:シリアの支援を得ていると言われる)がパレスチナ人に干渉し、アッバス議長の支配に影を落としている」と伝えました。(ハアレツ3月15日)

<祈り>

  1. 委譲されるエリコ、ツルカーム、カルキリヤの町の平穏が守られるように。
  2. アッバス議長の和平への努力が成功するように。
  3. イスラエルとパレスチナが、信頼と合意に基づいて、すべての実務協議を進めることができるように。
  4. 一般のパレスチナの人心から憎しみが取り去られ、希望と信頼が植えられるように。
  5. シャロン首相・アッバス議長が暗殺から守られるように。
  6. すべてに主の御心が成るように。

■ イスラエルの会社ナスダックに上場

イスラエルのキブツ・ビジネスが祝福され、キブツとしては史上初めてニューヨークのナスダックに上場しました。

上場したのはキブツ・シャミールのシャミール光学。株は13ドルで始まり、最高値19.5ドル、終値は16ドルとなりました。

この日の売買で47600万ドルの利益となりました。

シャミール工学は1972年に創設され、老眼用のレンズを開発し、治療に貢献しました。この他、ソフトレンズの開発にも力を入れています。

シャミール光学は昨年、純利益5200万ドルを上げました。2003年の2400万ドルから大幅な増加です。

キブツ・シャミールはイスラエルで一番裕福なキブツとなりました。(ハアレツ3月13日)

<祈り>

  1. イスラエルのビジネスが祝福されたことに、感謝を捧げましょう。
  2. 他のビジネスにも、新しいアイデアが与えられ、産業が祝福されるように。

■ 隣国レバノンからシリア軍撤退

イスラエルの隣国レバノンで、シリア軍に動きが出ています。

シリアは1976年、レバノン内乱に乗じて軍隊をレバノン国内に駐留させ、現在に至っていました。

先月14日、反シリア体制を強めていたハリリ首相が暗殺されたのを受けて、大規模な反シリアデモが起こるなど、シリアに対する反感が国内外で強まっていました。

シリアのアサド大統領は段階を追って、シリア軍を撤退させる意向を表明しました。

<祈り>

  1. シリアの撤退でヒズボラ(レバノン南部のテロ組織:イスラエル兵の誘拐・リンチなど、卑劣なテロを繰り返している)が弱体化していくように。
  2. レバノンに、平和を望む政府が確立されるように。

■ 引き続きの祈り

ガザ・西岸地区からの入植者撤退を7月に控え、撤退者は引越しを余儀なくされています。

撤退に反対するデモ隊が主要道路交通を妨害するなど、抵抗運動は続いています。

<祈り>

  1. 撤退者の将来の上に、神の豊かな守りと導きがあるように。
  2. この問題が、イスラエル人同士の、流血を伴うような争いに発展しないように。

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