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ハイメール通信No. 301 宮城県 西多賀聖書バプテスト教会 高橋清先生より


■ 宮城県 西多賀聖書バプテスト教会 高橋清先生より

千年に一度の大震災に直面しているさなか、お心のこもったお祈りと、尊いご支援をいただき、本当にありがとうございます。「孤独な戦いではない、神さまの兄弟姉妹が祈りに覚えてくださっている」ということが、心強く、励まされ続けています。

ある兄弟は、勤め先の高校で大震災に遭い、生徒たちと共に屋上に避難し、そこも危なくなり、約200名がぎゅうぎゅうに詰めて給水塔に乗りました。巨大津波の第3波が迫ってきたときには、その波のあまりの高さを見て、死をも覚悟しつつ祈ったそうです。すると、自分達の目の前で津波が砕け、全員が助かりました。
また、ある姉妹は勤め先の小学校で被災し、屋上に生徒たちを避難させました。3階部分をも呑み込む巨大津波から守られ、翌日自衛隊のヘリで全員が救出されました。

辛いところを通りましたが、信仰の面では、主の励ましがありました。大震災のまさに前日の夕方、私たちの教会は、地震保険に加入していました。また、義援金や救援物資をお届けすると、そのときを境に向こうから話しかけてくださるようになりました。未信者、求道者、教会から遠のいていた方々、さらに老人ホームや育児院に主の愛を届けられていることは感謝なことです。災害が益に変えられつつあるのを感じています。

しかし、普段の生活に戻ってきていると思っても、災害のニュースに目や耳を覆ってしまうなど、まだ自分たちの心は傷ついているのだ、と気付かされるときがあります。建物の倒壊により肉体に負った傷や心の傷、転職や引越しを余儀なくされた方もおり、今後も祈りつつ向き合っていくべき課題があります。このようなときだからこそ、神さまを見上げていけますように、お祈りをお願い致します。

<祈り>

  1. 主の愛をお届けする役割を担っておられる東北の教会、牧師先生方や信徒の方々の心と肉体がまず癒やされ、地域の方々に癒やしを運ぶ器としてさらに用いられるように。
  2. 震災から7ヶ月が経ちました。
    深い悲しみと喪失の中におられる方々に、主の愛が届けられるように。
  3. 日本全国のクリスチャンが一致して東北のために祈りと支援を継続できるように。
  4. このようなときだからこそ、ますます主を見上げて祈っていくことができるように。

■ 東エルサレムの住宅建設問題を覚えて

イスラエルでは8月から慢性的な住宅難(住宅価格高騰)により、大規模な抗議デモが起こっています。それを受けて、エリ・イシャイ内相は東エルサレムに新たに1,600戸の住宅を建設する計画を承認しました。東エルサレムは、イスラエルにとっては第三次中東戦争で併合した自国領土であり、占領地ではないという見解です。一方パレスチナは東エルサレムをパレスチナ国家の首都となるべき地と見なしています。

<祈り>

  1. イスラエルの人々の住宅供給に向けて、政府に知恵が与えられるように。
  2. 東エルサレムで建設される住宅地と、そこに住むことになる人々に平和があるように。
  3. イスラエル内外に住むパレスチナの人々の住宅事情や生活も主が祝福してくださるように。

いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。(Ⅰコリント13:13)

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