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ハイメール通信No. 297 パレスチナ国連加盟問題のその後


■パレスチナ国連加盟問題のその後

国連安全保障理事会では昨日、パレスチナの国連加盟申請を審査する委員会の初会合が開かれ、15理事国のうち中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカ、レバノンの6カ国が加盟支持を表明しました。ガボン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ナイジェリアは未だ態度を決めていない様子です。この問題が採決されるまでには、今後数週間以上、審議が重ねられると見られています。日本は、国連・EU・ロシア・アメリカからなる中東カルテットが示した、イスラエルとパレスチナの直接的和平交渉を支持すると玄葉外相が表明しています。明日(10/2)はエルサレムの平和を祈る国際的祈祷デーです。引き続きこの問題に主のみこころがなるように、エルサレムの平和をお祈りください。


■ 兵庫県 一麦西宮教会 坂口将人伝道師より

私たちの教会は阪神大震災で大きな被害を受けました。他の教会の多くの支援があったからこそ、ここまで復興することができたと思います。そのため、教会員一同が、何らかの形で東北に対し、この神様の恵みをお返しさせていただきたいと感じ、石巻でボランティア活動を行うことになりました。ボランティアが出発するとき、教会の多くのメンバーが祈りと捧げ物を持って送り出してくれました。

今回お世話になった現地のボランティアは、長くこの地区で働いているため地域の方と良い関係を持っています。しかし、初めて現地に赴いた私たちでは、深い交わりを持つのは難しいと感じました。兵庫県西宮市から東北へは、物理的な距離もあり、なかなか難しいですが、なんとかボランティアの働きが継続できればと思います。

私達の教会が、長く東北の地の癒やしについて関わる方法は、現地教会のサポートをすることなど幾つかの方法があります。いずれにしても、復興には時間がかかるため、長期的なビジョンも持つ必要性をつくづく感じました。

今なお、復興が進んでいない地域も多くあると思いますが、石巻に関しては素人のボランティアができることはだいぶ減っており、なおさら「教会が、クリスチャンが4、5年単位で東北に関わっていくには、何をなすべきか?」を祈り求める必要性を深く感じます。

阪神大震災からの復興の際、道路建設などの目に見えるものだけが優先され、心の問題、いのちの問題がなおざりにされていたように感じたため、それらの分野で教会がケアしていくことができればと思います。クリスチャンたちの篤い祈りがある限り、阪神間の教会も立ち直れたよう、東北のこの地も必ず、長く時間がかかっても、神様は立ち直らせてくださる、と信じます。

<祈り>

  1. 日本全国の教会、クリスチャンが長期的に東北を支援していく、具体的なビジョンが与えられるように。
  2. 現地で身を粉にして働いておられる先生方、クリスチャン・ボランティア団体などの祝福と守り。
  3. 物質面だけでなく、心のケア、霊的ケアをしていけるように。
  4. 長期的に被災地の方々とかかわりを持っていける、人材が多く起こされるように。
  5. 台風被害の大きかった福島第一原発の守りと作業員の方の安全。

御国が来ますように。
みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。(マタイ6:10)

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