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ハイメール通信No. 296 国連の安保理決議を覚えて


■国連の安保理決議を覚えて

アッバス議長は23日、パレスチナの国連加盟申請を行いました。この件をめぐって、安全保障理事会の会合が26日から始まります。採決には、数週間はかかる見通しです。パレスチナ加盟を承認するには、安保理15カ国のうち9カ国以上が賛成し、5常任理事国が拒否権を行使しないことが前提となります。この後、国連総会(193カ国)に勧告され、3分の2以上の賛成で加盟が承認されます。

拒否権を持つアメリカがそれを行使する可能性が強いと見られていますが、9カ国が賛成したにもかかわらず、アメリカの一存で加盟ができなかった場合、アラブ諸国の反発を招き、中東地域に暴動が起こる危険が指摘されています。このため、アメリカは、なるべく拒否権を行使したくないというのが実情です。従って、安保理のうち、賛成国が8カ国以内にとどまる可能性を模索しています。

現在、パレスチナ加盟に賛成しているのは、中国やロシア、レバノン、南アフリカ、インド、ブラジル。フランス、ドイツ、ポルトガル、イギリスはアラブ諸国からの反発を恐れ、棄権する可能性が高く、ガボン、ナイジェリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、コロンビアの票が焦点となりそうです。

もしくは、米国とロシア、国連、EU(カルテット)が23日に提案した和平合意案をパレスチナ・イスラエル双方が受け入れれば、加盟問題はしばらく保留されることになります。

<祈り>

  1. パレスチナ建国に対して神さまの喜ばれる採択がなされるように。
  2. パレスチナ国家建国、イランの核開発問題など混乱を極める中東に、暴動が起こるようなことが無いように。
  3. 中東の人々が混乱の中で守られ、主を知ることができるように。

御国が来ますように。
みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。(マタイ6:10)

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