ハイメール通信

■ 東京都　関東栄光教会　三坂正治先生より

関東栄光教会では震災直後から被災地のために祈り、捧げています。
3月24日から花巻経由で陸前高田に赴き、教会を訪問しました。その後も現地訪問と共に、物資支援や、炊き出しなど、被災地の教会の牧師先生方の助けになることを目的とした取り組みを続けています。災害のつめ跡のあまりにも辛い現実に直面するとき、人間の力の限界、弱さに気付かされます。その復興を見ることが叶うまで、私たちの心は癒やされることがないと思っています。今後、被災地が本当に復興する日まで、被災地の方々と共に悩み、苦しむこと、祈り続けていくことが私たちに課せられていると受け止めています。

被災地の諸教会の牧師先生方の様子を見聞きして、本当に頭が下がります。牧師先生方が、これから長期にわたる復興支援活動の中で、気持ちがくじけてしまうようなことが無いように、苦しみや悩みを共有し、祈り合い、 支え合っていくことができればと考えます。何が本当に被災地のためになるのか。イエス様は「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出るひとつひとつのことばによって生きる」と言われました。パンと共に、究極的な希望の源である神のみことばが、地域の諸教会を通して人々に届けられる日がくることを、祈り続けていきたいと強く思っています。

＜祈り＞

1. 被災地で牧会をされている全ての教会に主の助けと支えがあるように。
   教会の復興のために。
2. 未曾有の災害の中においても、被災地の牧師先生方が、心くじけることなく奮い立っていくことができるように。
3. 最終的な慰め、励ましとなることができる「神のみことば」が地域教会を通して人々に伝わっていくことができるように。
4. 全国のクリスチャンが被災地を「忘れない」で、苦しみと痛みを共有し続け祈り続けていくことができるように。
5. 教団教派を超えて痛みを担い合い、祈り合っていくことができるように。