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ハイメール通信No. 287 岩手県 宮古コミュニティチャーチ 岩塚和男師より(レポート:倉数忍さん)


■ 岩手県 宮古コミュニティチャーチ 岩塚和男師より(レポート:倉数忍さん)

現在20箇所の仮設住宅群でカフェを開いています。同時に3~4カ所でオープンできるようにテントやテーブルを用意しており、人気を博しています。仮設住宅の方々は、家があるとはいえ、ストレスがたまり、否定的な言葉が増えています。「気が狂いそうだ」「あの時死んでいれば良かった」といった言葉も聞かれます。失った物が多いこと、将来への不安など、落ち込む材料には事欠きません。そういった時、気晴らしにカフェは最適のようです。「カフェに出て来られる方はまだ元気な方です。」と岩塚師。家から出て来られない方も大勢おられます。そんな方々には、カフェを開く度に、必ず、一軒一軒、訪問をされるそうです。そして出て来られない方や体の不自由な方に、必要な物資を持って行きます。

海外からのチームや様々な団体が来られることは大変感謝です。 しかし、宗教色が強い場合やクレームがあると全て地元の教会や先生方へ連絡が入るため、最近はその対応にも追われているそうです。その中には、異端に近いグループや新興宗教も含まれています。黙々と奉仕する中で光を放ち、クリスチャンとしての証しを行動で表してきましたが、行き過ぎた布教活動をするチームが、せっかく開かれていた地域の門を閉ざすような結果になってしまうようなこともあります。

ボランティアは、大抵、地元の教会の下で奉仕します。違う教会の兄弟姉妹が一つになって奉仕しています。知らない方々と共に働くことは、本当に美しいと、自分自身が実際にボランティアに行って感じましたし、被災者の方々もそれを感じられていたと思います。今後、再びイエス様の御体なる教会が一致して麗しい香を放つよう祈る必要があります。6カ月近くが経ち、震災のこと、被災地のことが忘れ去られてしまうことが、被災地の人々の不安感を増しています。是非、覚えて祈り続け、支援も継続していただきたいということです。

<祈り>

  1. 夏休みが終わり、ボランティアが減少していることを覚えて。
  2. クリスチャンが被災地を忘れず祈りと支援を継続できるように。
  3. 岩塚先生は震災以来週7日、休み無しで働き続けています。
    先生とご家族の健康が支えられるように。
  4. クリスチャンがひとつのチームとしての働きを一致して進めていけるように。
  5. 徐々に心を開きつつある被災者の方々と、心のベルトがしっかり掛かるように。

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