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ハイメール通信No. 250 岩手県 花巻キリスト伝道所 熊谷英三郎先生より


■ 岩手県 花巻キリスト伝道所 熊谷英三郎先生より

熊谷先生の故郷は津波で壊滅的な被害を受けた陸前高田で、20歳までその地に住んでいました。震災後4日目までは実家までの道が無く、家は流されたことを確信。再度訪問したとき、残っていた1本の南天の木が目印となり、「ここが実家だったとわかった。」そうです。昭和の大津波(昭和8年)を経験した先生は小さい頃から、「地震の30分後に津波が来るから逃げなきゃならない」と言い聞かされていたそうです。しかし陸前高田の小学校の時計は2:49分頃をさしていました。つまり、地震後10分足らずで津波が到達し、多くの方が逃げ遅れたそうです。ある婦人はタンスが倒れて引き出しが開かず、即座に物を持ち出すのを諦めて逃げることができました。命が助かり、タンスが倒れて良かったとおっしゃっていたそうです。今回の経験が無駄にならないように、行政による対策を願うとともに、個人個人の意識がどれほど大切かを思い知らされます。
岩手県は日本の西側からは遠いので、なかなかサポートが入りませんでしたが、ある韓国のクリスチャンチームが、手をさしのべ続けてくださっているそうです。炊き出しやゲーム、プレゼント、デザートまで準備し、被災者同士の絆が深まるきっかけともなり、大きな役割を果たしてくれています。
被害の大きかった、大槌町、陸前高田、大船渡などの地域を、先生は毎週訪問しておられますが、次第に人々が立ち上がりつつあると感じています。

<祈り>

  1. 壊滅的な被害を受けた、大槌町、陸前高田、大船渡などの行政が整い復興が進み経済が成り立つように。
  2. 住民一人ひとりの災害に対する意識付けができるように。
  3. 被災者が自立に向けて前向きに立ち上がることができるように。
  4. クリスチャンの支援が豊かに用いられるように。
    海外からの教会チームとその国の祝福。

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