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ハイメール通信No. 249 青森県 弘前シオン教会 リネン・ウィリアムズ先生より


■ 青森県 弘前シオン教会 リネン・ウィリアムズ先生より

リネン先生(女性)は毎週、支援物資を届けに青森県から岩手県に行っています。まず、会堂の形だけは何とか残ったものの、中の物が全て流され、泥まみれになってしまった「大船渡バプテスト教会」のためにフェイスブック上で献金を募って冷蔵庫、食器棚、食器類をプレゼントしました。リネン先生はまた、買い物に行くのに宮古まで50分バスに乗らなければならないような人のために、 重い調味料(しょうゆ、味噌、米、めんつゆなど)を買って運んだり、髪を洗えなくて困っている方々のため髪を結ぶゴムやシュシュを配るなど、女性らしい細やかな支援を行っています。そのため、女性たちから絶大な信頼を受け、なかなか男性には頼みにくい物品(女性用下着など)やローション、クリームなどを頼まれることも多いそうです。
近い将来、山田町か大槌町で、開拓伝道、或いは喫茶店のような場所で心のケアを行うことができればと考えています。
日本人のボランティアは、一見ではどの団体から来ているのか、見分けがつかないが、白人で金髪のリネン先生を見ると誰もが「キリスト教」だとわかるようで、まるでキリスト教の看板を背負っているようだとのこと。ですから、たとえ疲れていても、なるべく顔を見せるようにしています。今後、季節の変化に応じてまたニーズが変わってきます。殺虫剤や、綿の下着、大量の夏物衣類が必要です。
今は仮設住宅に入ることによって、プライベートな時間が得られる代わりに、考える時間も多くなり、トラウマや余震恐怖でパニックに悩まされる方々が増えているようです。また、子どもたちが毎日がれきの間の道を通って通学することも精神的に良くない影響を与えています。特に、被災しなかった地区の学校に転入した被災地区の子どもたちが、被災していない子どもたちから、言葉によるいじめを受けるようなことも起こっているということです。

<祈り>

  1. 日本の中でも教会の特に少なかった岩手県沿岸地域に、教会が建て上げられるように。
  2. リネン先生に多くの協力者、支援者が与えられ、続けて支援を行えるように。
  3. 仮設住宅に入ってから、孤独感とトラウマに悩まされている人々が辛いときにクリスチャンに助けを求められるように。
  4. がれきを毎日見続けている子どもたちの心の傷が癒やされるように。
    被災者へのいじめのようなことが無くなるように。

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