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ハイメール通信No. 248 シーサイドバイブルチャペル 信徒 伊藤美恵子様より


■ シーサイドバイブルチャペル 信徒 伊藤美恵子様より

先週、私たちBFPJapanスタッフが宮城県を訪れた際、シーサイドバイブルチャペルの新会堂となっている喫茶店で信徒の伊藤美恵子さんとお会いできました。伊藤さんとは実は以前東京ハイナイト(イスラエルのための祈祷集会)でもお会いしていたのですが、今回このような形で再会できるとは思いもよりませんでした。流失したシーサイドバイブルチャペルの教会跡地から、そう遠くないところに、小さな2階建ての小学校があります。地震の当日、この学校の屋上に、児童100人を含む600人もの人たちが避難していました。伊藤さんのご主人は、その小学校の校長先生をしておられ、児童と一緒にその屋上に避難していました。伊藤さんはメールでその状況を知りましたが、学校の周囲の家々は流され、学校は孤島のようになっていたそうです。雪混じりの寒い夜、強い余震が何度も襲う中、伊藤さんはご主人と600人の避難者の無事をひたすら祈っていました。翌日、600人全員が救出され、ご主人も帰ってきました。

目撃者の情報によれば「巨大津波は対岸にぶつかり教会の上を越えたところで、急に勢いを失って低くなった、それで小学校は助かった。」ということです。私たちも実際に現地に行って、周囲の様子から考えても、流失した教会との距離から考えても、わずか2階建ての建物が流されずに持ちこたえたとは奇跡としか言いようの無い現実を見ました。教会は流されましたが、内藤先生ご家族は無事で、被災地に希望を届けています。クリスチャン人口の少ない日本の中でも、特に伝道の難しい東北の地域で、たった一人のクリスチャンの祈り。一人のクリスチャンの存在。そのものが大きな影響を及ぼしていたことは間違いありません。他にも、クリスチャンの教師のいた学校、職場が奇跡的に助かった、という話が震災後、多く聞かれています。私たち主を信じる者一人ひとりの存在は小さいかもしれませんが、主はその一人ひとりの祈りに耳を傾けておられます。たった一人のクリスチャンの存在が、その人の置かれている場所で影響力を増し、周囲の人々を救いに導いていくことを信じ、祈り続けて参りましょう。

<祈り>

  1. 日本全国、主がご計画を持って、遣わされている場所において、それぞれのクリスチャンが影響力を増し、人々の希望となることができるように。
  2. 祈りが決して地に落ちず、聞かれていることを信じ、祈り続けることができるように。
  3. 震災を通してキリストの愛にふれられ、救いに導かれている人が多くいます。
    そのような方々が続けて信仰、交わりを深めていくことができるように。
  4. 被災地で働いておられる全ての方々を主が守り、休息を取りながら、適度に息の長い働きをできるように。

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