ホーム > 祈る > ハイメール通信 登録・停止 > バックナンバー > ハイメール通信No. 241 観光客が激減している日本とイスラエルを覚えて
福島第一原子力発電所の事故を受け、世界各国で日本への渡航自粛が呼び掛けられています。実際には放射能の汚染の影響の無い九州のハウステンボスでも、3月~5月の宿泊客の9割にあたる7000人がキャンセル。日本が誇る最大の観光地、京都も、例年比8~9割減という状況です。現段階でのトータルでは、外国人観光客が6割減ったというデータもあります。政府の新成長戦略の一つとして、外国人観光客の受け入れ拡大が進められていましたが、風評被害でかなりの打撃を受けています。同じく、イスラエルでもこのところ続く中東情勢の混乱、とりわけエジプトの情勢を鑑みて、キャンセルされるツアーが多く、観光客が激減しています。5月15日の日曜日にはパレスチナ人による武力蜂起が呼び掛けられており、イスラエル国内の情勢についても祈りが必要です。
パキスタン北西部ペシャワル北方のシャブカダルで、治安警察の訓練施設を狙った2件の爆弾攻撃があり、少なくとも70人が死亡、100人以上が負傷しました。
うち1件は自爆攻撃です。犠牲者の大半は新人訓練を終えて休暇のためにバスに乗り込もうとしていた研修生でした。攻撃については「パキスタンのタリバン運動」が、ビン・ラディンの殉教に対する「最初の報復」だとする犯行声明を出し、「さらに大規模な攻撃が、パキスタンとアフガニスタンで起きる」と警告。ペシャワルやその近郊では、タリバンやアルカイダとの関連を持つ武装組織による政府軍への攻撃が相次いでいるとのことです。またアルカイダのアフリカ支部ともいえるイスラム原理主義組織アル・シャバブから米大統領オバマ氏の義理の祖母に、殺害を予告する脅迫状が届き、彼女のケニアの自宅は24時間警戒体制が敷かれています。
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