ホーム > 祈る > ハイメール通信 登録・停止 > バックナンバー > ハイメール通信No. 240 宮城県 塩釜聖書バプテスト教会 小松弘愛様情報より
塩釜聖書バプテスト教会では、Hope Miyagi(ホープミヤギ)というミニストリーを立ち上げ、今回の被災にあった地域と教会の再生と癒しのために教団、教派を超えた働きをしています。すでに多くのボランティアを受け入れ、津波の被害にあった地域の家屋の清掃、各避難所への物資の提供、炊き出し等を行っています。
現在、教会の近くの被災地はだいぶ復旧が進んで、支援の範囲を広げることを検討しています。
塩釜聖書バプテスト教会では4つの開拓伝道をしていた家がありますが、そのうちの2つの家が全壊の被害に遭いました。以前のハイメールでもお伝えした、大友さんと向後(こうご)さんです。幸いなことに、向後さんに新しい家が与えられ、今後はその家を支援、伝道の拠点としていくことを考えています。大友さんの住んでおられた「荒浜地区」は、残念なことに泥棒などの発生により、家族以外立ち入りができない区域に指定されています。この指定が解除されないと、片付けも復興も進みません。一日も早く、立ち入り禁止の指定が解除されるようお祈りください。
また、教会所有の隣接する古い建物を改築し、倉庫およびボランティアセンターとして開くことを目指していましたが、なかなか建築資材が手に入らず工事が進まない状況でした。一昨日、やっと工事に着手することができ、副牧師の先生自ら工事に参加して、建設を目指して奮闘しておられる状況です。工事が進み、ボランティアセンターが完成するようお祈りください。
今まではボランティアの働きとして、夢中で仕事に追われており、なかなか人々の心のケアまで考える状況ではありませんでしたが、今後は話を聞く等の心のケアも行っていきたいとのこと。そのためにはボランティアが必要です。今までKGK(キリスト者学生会)から10名以上のボランティアが来ていましたが、大学の授業が始まったことの影響で人数が少なくなっています。ただ、少ない人数でも、毎週続けて会いに来てくれるというのが被災地の方々の励ましとなりますので、続けてボランティアが与えられるよう、お祈りください。
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