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ハイメール通信No. 214 被災地支援をしている方々の一致と祝福のために


■ 被災地支援をしている方々の一致と祝福のために

被災地では、多くの教団、教派、団体、個人がこれまでの枠を超えて協力し合い、一致して支援を進めています。例えば、現在ヨハン教会が毎日100-200人を動員して行っている炊き出しの現場では、冊子『パワー・フォー・リビング(一般の方々も知っている著名人の証し集)』が肉の糧とともに霊的糧として配られています。

この冊子は、霊的糧が必要になることを予測し、B.F.P. Japanが震災後すぐに食物と一緒に仙台に運んでおいたものです。この冊子が仙台に届けられるまでにも、多くのドラマがありました。まず、クリスチャンビジネスマンのM氏が立ち上がり、新生宣教団に書籍の提供をお願いしました。これを受けて、新生宣教団は持っていた『パワー・フォー・リビング』の全てを放出し、それに加えマンガ聖書や新旧約聖書などを提供してくださいました。

運搬時には、クリスチャン運送会社がトラックを提供くださり、アガペCGN(淀橋教会とCGN TVが震災のために立ち上げた団体)との共同運搬を行いました。
仙台へ着いてからは予定していた場所への運び込みができませんでしたが、急遽教会の隣に倉庫を持っておられたY牧師に預かっていただくことが可能となりました。
日数の経過と共に霊的な糧が必要となっている人々には、『パワー・フォー・リビング』が大変喜ばれているとヨハン教会のリーダーからご報告を頂いております。

このようにして、多くの方々のご協力と愛が福音の種として蒔かれています。
一人ひとりの力は小さくても、それらが一つとなって音を奏でる時、オーケストラのような調和と感動をもたらすことを、この震災のあらゆる場面で体験しています。
現地ではこのような急ごしらえのチームが多く活動しています。お互いの違いを乗り越える中で衝突がある場合もあると聞きますが、主がクリスチャンの調和と一致を守ってくださるようにお祈りください。


■ イスラエルの緊急救助チームZAKAが日本で活動中

イスラエルには緊急事態に対応するための特別な訓練を受けた緊急救助のスペシャリストチームZAKA(ザカ)があります。
ZAKAは今回日本の震災を受けて即座に駆けつけることを申し出ていましたが日本政府の対応が間に合わず、3日、日曜日にようやく現地入りを果たしました。
今回のZAKAチームの働きは、主に、行方不明者の捜索と、検体です。
がれきの中からの捜索にはカラスがいるところを目印にするなど、タイやハイチの地震で培った経験をもとに、一定の成果をあげています。
また、石巻では、イスラエルとイランのチームが鉢合わせとなり、一瞬緊張が走りましたが、普段の国同士の関係からは想像もつかないような、手を取り合い人間同士の交流を図る姿を見ることができました。このような大惨事を前に国同士が敵であったとしても協力してそれぞれの任務に当たるのであればなおさら、教会同士が一致して任務に当たる必要があると彼らの姿勢からも学ぶことができました。

<祈り>

  1. 緊急支援の場において、諸教会がこれまでの教団、教派の枠を超えて、さらに一致して被災地支援に当たれるように。
  2. イスラエルからの医療チームに加えて、新たに派遣されている緊急救援隊、ZAKAチームが用いられるように。
  3. 原発からの放射能汚染物質の拡散がとどめられるように。
  4. 原発の影響を受けて苦しんでいる、農業、漁業などの方々のため。

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