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プロジェクトレポート

イスラエルの子どもたちに明るい未来を

TEXT.レベッカ・J・ブリマー(BFP国際会長)

どこの国にあっても、子どもたちはその国の希望です。
子どもたちを支援することは、すなわち国の未来を支えることにつながります。
キッズプログラムは、まさにイスラエルに将来と希望を与えるプログラムなのです。

キッズプログラムに参加しているエルサレムの小学校の子どもたちが、歌で歓迎 Michio Nagata/bridgesforpeace.com

「ブリッジス・フォー・ピース(BFP)で一番お気に入りのプロジェクトは何ですか」とよく聞かれます。どのプロジェクトも大好きですが、強いて言えば「キッズプログラム」です。なぜなら、子どもたちが充実した学校生活を送るためのお手伝いができるからです。そればかりではなく、そのご両親や学校関係者に、世界中のクリスチャンがイスラエルの神とイスラエルの人々を深く愛していることに気付いてもらえるからです。

キッズプログラムでは、子ども一人につき里親二人が、学校生活の必要のために毎月支援します。子どもたちは新しいリュックサック、ノートや教科書(イスラエルでは教科書も有料。お金が無いと教科書を手にできない)を受け取り、毎日の昼食を食べることができます。他の子どもたちと同様に遠足にも行き、放課後の課外活動費も賄われます。家が貧しいために両親が共働きの家庭が多く、課外活動で子どもたちが学校に守られている安心感は親にとって何よりの助けです。もちろん、課外授業も有料なので、皆様の支援のおかげで他の同級生と同じように参加できているわけです。キッズプログラムでは現在四つの町にある10校を支援しています。

5月、キッズプログラムに児童30人が参加しているエルサレムの小学校を訪問した時、子どもたちによる合唱団がロビーで私たちの到着を待っていました。歌が始まると私の心は高鳴りました。子どもたちの明るい笑顔を見て、皆様の支援のおかげでこの子たちは希望があるのだと感慨深く感じました。

テヒラ・エヴェリナ・デ・ロスチャイルド高校は、エルサレムにある女子校です。4年間にわたりBFPはこの学校の生徒50人を支援し、その多くが今年卒業しました。

イスラエルの高校の多くは、厳しい入学基準を設けていますが、この学校は非選考型の公立高校で、どのような学力レベル・経済事情の子どもたちでも入学できます。そのため、学力が低くなりがちな学校でもあります。しかし、そんなテヒラ・エヴェリナ高校の卒業生全員が「大学入学資格検定試験」に合格し、エルサレム市から表彰された、と聞いた時の私たちの喜びを想像してみてください。

テヒラ・エヴェリナ高校のビバリー・グリベッツ校長(右)

ビバリー・グリベッツ校長は賞状授与された時に、こう語ったそうです。「私が校長になった時、『この学校は人としての尊厳を重んじる学校であって進学率は二の次だ』とよく言っていました。ある日、この地域にある高校の校長に、私のこの発言はエリート主義的だと言われたのです。なぜなら、『多くの子どもにとって進学こそが貧困の連鎖から抜け出し、自分たちの目の前に置かれた障害物を打ち破る唯一の鍵だからです』と言われました。そこで私は気付いたのです。国内にある1千校ほどの高校のうち、進学率100%を誇れるのはほんの19校に過ぎないのだということを。そのほとんどは、裕福な家庭の子女が通う高校の生徒たちで、勉強に必要な支援を惜しみなく与えてもらえています」

テヒラ・エヴェリナ高校に勤めるラビ、イェホシュア・ルックス師は「この偉業はBFPのおかげです。BFPの支援が無ければ、子どもたちは試験に受かることはできなかったでしょう」と言ってくれました。ハレルヤ!

校長先生は一人の生徒について語ります。「エミールの話は、忍耐と決断力の良い証しです。彼女は幾つもの困難を抱えていました。移民であり、貧困家庭で育ち、言語処理障害がありました。
学習障害を抱えていても勉強熱心な子はいます。エミールは毎回きちんと授業に備え、時間どおりに教室に来ます。その上、親切ですてきな女の子です。彼女が一生懸命なので、彼女の学業がうまく行くよう我々教師陣も全力で支えました。
彼女が学校でしっかり勉強できるように一番気を付けたのは、空腹にさせないことでした。エミールのお父さんはスーパーで棚卸しの仕事をしています。お母さんは健康に問題を抱えていて働けません。そのため毎月数回、エミールやお姉さんたちは食事ができない日があるのです」

「キッズプログラムを通じて、エミールを始め49人の生徒たちは、温かくて栄養のある昼食を毎日取ることができています。食事は、栄養と支援と愛を与えるものです。空腹を抱えた生徒は集中できません。しばしば不登校になり、授業についていけず、うつ気味になっていきます。
エミールのように、学習に困難を抱える生徒にとって、空腹はすなわち失敗を意味します。キッズプログラムは体に栄養を与えることにより、心も満たし、成功へと導きます。現在9年生(日本で言う中学3年生)であるエミールの懸命な努力も今、実を結びつつあります」

エミールさんと家族は心から感謝しており、「学校の皆さんやキッズプログラムからのご支援は、私が落ちたり失敗したりしないための安全網のように感じます。BFPの皆様、本当にありがとうございます!」と言ってくれています。

また、8年生(日本で言う中学2年生)になるリタールさんは、「心の広いBFPの皆さんにとても感謝しています。昼食後、私はお腹いっぱいになるだけでなく、心も満たされているのです」と語ってくれました。

ご支援いただけますか?

もし既にキッズプログラムの里親になってくださっているのであれば、どうぞ来年も引き続きお願いいたします。もっと多くの子どもたちを支援できるよう、新しい里親さんも必要です。希望と将来を与えることによって、子どもたちの人生を変えることができるのです。キッズプログラムへのご支援を主が皆様に望んでおられるかどうか、どうぞお祈りください。コンピューターやプロジェクターといった学習ツールを学校に寄贈する単発支援も必要としています。9月に新学期が始まると同時に、何名の子どもたちを支援できるか、BFPは決断を迫られます。どうぞ主の導きにより、キッズプログラムにご参加ください。

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