ハイメール通信

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ハイメール通信No.804　2023.11.2
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イスラエルを襲う南北からの脅威を覚えて
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ガザ地区で厳しい地上戦に臨むイスラエルに対し、北は、レバノン、シリア、そして、南は、アラビア半島のイエメンからの攻撃が続いています。いずれも、イランが支援をするテロ組織及びテロ支援国家との戦いです。

北部においては、レバノンのテロ組織ヒズボラが連日、ミサイルを撃ち込んでいます。またイスラエルへの侵入を図り、国境のイスラエル兵を狙う銃撃も起きており、イスラエルは、ヒズボラの拠点への反撃を行っています。

また、シリアからも、繰り返しイスラエル国境に向けてロケット弾が撃ち込まれ、火曜日（30日）にもゴラン高原への攻撃があり、イスラエルは応戦しています。

加えて、新たに南にも戦線が開く恐れが現実味を帯びてきています。イエメンのイスラム武装組織フーシ派は、ハマスとの戦争が始まって以降、これまでに３回、イスラエルに向けて、巡航ミサイルやドローンを発射してきました。いずれも紅海上で迎撃され、イスラエル国土に被害はありませんでした。フーシ派は、「イスラエルがガザでの作戦を停止するまで、我々はイスラエルへの攻撃を続ける」「もしアメリカがガザに直接介入するならイスラエルを攻撃する」と声明を出しています。

イエメンのフーシ派は、反政府武装組織でイスラエルと関係がないにもかかわらず、このような攻撃を仕掛けています。フーシ派もヒズボラと同様、イランの支援を受けており、「アメリカに死を、イスラエルに死を、ユダヤ人を呪い、イスラムの勝利を！」というスローガンを掲げています。イランを後ろ盾とするハマス、ヒズボラ、シリア、フーシ派など多方面の脅威と戦うイスラエルを、主が全能の力をもって完全にお守りくださるようお祈りください。

神は　敵から私を助け出される方。実にあなたは　向かい立つ者から私を引き上げ
不法を行う者から救い出してくださいます。（詩篇18:48）

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