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ハイメール通信

ハイメール通信No.791 ガザ地区の人道状況を覚えて

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ハイメール通信No.791 2023.10.18
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ガザ地区の人道状況を覚えて
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ガザ地区の厳しい人道状況がさらに悪化する懸念が出ています。

ガザの南、エジプトとの間のラファ検問所に、脱出を願う大勢の人々が詰めかける中、エジプトは受け入れを拒否、ハマスも脱出を許さない構えです。ラファ市内にはハマスの軍事拠点があるため、イスラエルは昨日、空爆に踏み切りました。ハマスは、イスラエルの避難勧告を逆手に取り、南部でも活動を活発化させ、イスラエルが対応せざるを得ない状況を生んでいる恐れがあります。

ラファ検問所のエジプト側には約100台の支援トラックが待機する中、搬入の目途は立っていません。
支援物資が搬入されたとしても、ハマスが独占することを懸念する声が上がっています。実際ハマスは、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の病院から、燃料2万4千リットルや医療機器を盗み出したことが確認されています。

イスラエルは、ハマスによる度重なる攻撃を受けながらも、ガザ地区に電力と水道、燃料を供給してきました。しかし、10月7日のハマスの非道な攻撃と人質拘束を受けてこれらを停止、人質の即時解放を要求しました。ハマスはこれに応じず、ロケット弾を連射してきたため、ガザの飲料水も欠乏。イスラエルは人道危機への配慮から、15日、南部への水道の供給を再開しました。

ハマスらテロ組織は、人々を苦しめ、ガザを監獄にしている張本人と言えます。ガザの人々のために、また民間人の犠牲を最小限にとどめようとしているイスラエル軍を覚えて、お祈りください。

主よ 立ち上がってください。
神よ 御手を上げてください。
どうか 貧しい者を忘れないでください。(詩篇10:12)

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