ハイメール通信No.775 ヨム・キプール(大贖罪日) ガザ国境沿いの緊張高まる
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ハイメール通信No.775 2023.9.25
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ヨム・キプール(大贖罪日) ガザ国境沿いの緊張高まる
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イスラエルでは、南部ガザ地区との国境沿いで、緊張が高まっています。
パレスチナの複数のテロ組織の指導者たちが、「ユダヤ人国家」への新たな武装蜂起を呼び掛けたことを発端に、これに応答したガザ市民数百人が国境フェンスに集結。
暴徒化したパレスチナ人が、爆弾や手りゅう弾を国境フェンスに投げつけて、突破を試みるなどの暴動が2週間以上続いています。
14日には、フェンスに仕掛けようとしていた自家製爆弾が暴発し、パレスチナ人6人が死亡する事故も発生。暴動はエスカレートし、先週21日(木)にはパレスチナ側からイスラエル治安部隊に向けて発砲があり、イスラエル側と銃撃戦になりました。
ハマスなどのテロ組織は民間人を暴動に巻き込み、イスラエルとの衝突で死傷者が出て、マスコミが取り上げることを狙っています。一方、イスラエル治安部隊は、パレスチナ側の犠牲者が出ないよう細心の注意を払いながら、暴動を鎮圧して、市民と国境を守るため、大きな緊張を強いられています。
イスラエルは本日25日、大切な例祭であるヨム・キプール(大贖罪日)を迎えており、この後も仮庵の祭りが続きます。ヨム・キプールには、過去に奇襲攻撃を受け、第四次中東戦争が起きました。
暴動の鎮静化のため、また例祭期間の守りをお祈りください。
「イスラエルの上に平和があるように」 (詩篇125:5)
B.F.P.Japan
ハイナイト部